読書「上馬キリスト教会の世界一ゆるい聖書入門」

この動画をみて、面白そうだったので早速買って読んでみました。ベルさんの動画はいつも面白いです。

https://youtu.be/1wGqpbwF0Cs

以下、面白いな、なるほどな、と感じた点。

・キリスト教は、神様にお願いする宗教ではない。

海外のスポーツ選手とかが天に向かって十字架を描いたりする場面をよく見るが、あれは神様に感謝をしているのであって、神様お願いってやってる訳じゃない。インタビューとかでも「神に感謝します」と言ってたりするので、感謝しているということは知っていたが、どこかで神様にお願いもしているのだろうなみたいな考えをよく知りもしないくせに持っていた。

多分「神様ー」とか「神様お願いします」、「神様にお願いしといたからね!」みたいなことを日本だとよく聞くので、知らないうちにそういう考えになっていたのかも。日本人のほとんどは無心論者のはずなのに。

例えば受験の場面では、学問の神様にお祈りしに行って、受かったら「神様にお願いしたおかげだー!」というのがよくある場面だけど、それはないよなーと。まあそこまで極端な人も少ないとは思うけど、「神様お願いします」にはそういう印象も持ってしまう。

冷静に考えると人が大勢いて渋滞している中、風邪とかインフルとか移されるリスクを負ってまで時間をかけて初詣に行き、「神様受からせてください、お願いします」っていうのはなんか変だよなと。受かっても落ちても自分の実力次第、初詣に行ってる暇あったら実力を磨く努力をする、の方がよっぽど健全な気がする。受験の場面に限った話ではあるけど笑

・うまくいった時に、機会を与えてくれた神様に感謝する

自分の努力は不可欠で、うまくいった時には神様機会をくれてありがとう、っていうキリスト教のスタンスはなるほどなと思った。

最近マンガワンで読んだ、マネーの拳という作品で、「神が嫌うのは神に祈る者」という表現があったが、それを思いだした。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00BHTQ7T6/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

終始本当にゆるくて、すごく読みやすい作品で、キリスト教のことを深く知ることはできい(作者の方も深く知りたいなら別の本を読んでねと言っている)けれど、読むとキリスト教・宗教への偏見とか印象は変わる気がします。


https://www.amazon.co.jp/dp/B07KLG2CMN/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?