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【578球目】日本広報学会

先日、ある人と話をしていた時に初めて教えて頂いたこの日本広報学会
そして、この日本広報学会がつい最近、広報の定義を定めたということで今日はそんなお話をしていきます。



日本広報学会とは

ホームページのリンクを張っておきます。学会と聞くと難しいことをやってそうですよね。ホームページ見ても難しいことをやってそうです。
理事長さんのご挨拶にこんな内容がありました。

広報とは経営そのもの、コミュニケーションとは経営体の活動そのものとも言われます。企業や行政を代表とする組織は、様々の情報を広聴を通じてインプットし、インターナル・コミュニケーション(組織内広報)活動を通じて、組織内で付加価値を高め、付加価値の高まった情報を広報を通じてアウトプットしています。このような広報・コミュニケーション活動によって、あらゆる経営体はその存在意義を担保しています。

日本広報学会HPより抜粋


とても共感する内容が載っていました。


広報の定義

広報の定義として次の様に定められています。

組織や個人が、目的達成や課題解決のために、多様なステークホルダーとの双方向コミュニケーションによって、社会的に望ましい関係を構築・維持する経営機能である。

経営機能である、この言葉がとても腑に落ちました。今までも広報は経営者が直轄でやるべきとこのnoteにも書いたことがあります。その内容が書いてあります。ちなみに経営機能とは、マーケティング機能、イノベーション機能、経営管理的機能、成果測定の為の利益の機能、この4つだと有名なドラッカーさんは言っています。

こういった経営機能であると広報を定義づけしているのが今回の広報の定義なんですね。


日本の人口

総務省統計局のデータです。
【2023年(令和5年)6月1日現在(概算値)】
 <総人口> 1億2452万人で、前年同月に比べ減少 ▲58万人(▲0.47%)

1年で58万人減少しています。鳥取県の人口が現在約54万人なので、鳥取県が無くなった感じですね。この上記のリンク先のデータを見ていても、これからさらに人口減少していくのが分かります。これはどうあがいても避けられない道ですよね。

一人ひとりに寄り添う


採用はどうなる

企業には採用力が必要です。
その採用力はシンカしていく必要があります。もし、採用力という意識がなく、何も変わらない状況でこれからもやっていくのであれば、その企業は衰退していくことでしょう。なぜなら採用ができなくなるからです。外部環境は年々悪化していくことが確定している訳ですから。もし、奇跡的に出生率が改善したとしても生産年齢人口が増加するのは15年後からです。

この年々悪化していく外部環境に対してどう対応していくのか。採用力を高めていくしかありません。採用力は、この採用の責任部署だけが担うのでしょうか。そんなことありません。採用力は全ての部署、会社全体で担うものです。

例えば、新卒社員。新卒社員が入社して研修が終わると各部署に配属になります。配属になってからは、各部署での教育が始まります。ここでの対応も採用力の一部です。採用するまでと採用してから。どちらも採用力に直結してきます。採用は会社全体で行っていくものです。

23年度新入社員研修の様子


未来へ向けて

採用を取り巻く環境は人口減少により確実に悪化していきます。
これはピンチですか?チャンスですか?

私はチャンスだと考えています。

人口増加により採用環境が良い時代の話を聞いたことがあります。いくらでも採用できた。それゆえに、派遣業界は大量入社、大量退社の道を歩んでしまったという流れもあります。

採用環境が良い時代ではどんな会社にも人が集まります。逆に採用環境が悪い時代には、良い会社にしか人が集まりません。自社を磨いていくこと、磨き続けること、それが採用力を高める1つになりますし、広報の存在も採用力を高める為にあります。厳しい環境だからこそ、優劣が明確になる。世の常です。三陽工業を選んでもらえる、三陽工業に入って良かった、そんな会社を創っていきます。

今日も日本の製造現場を元気にしていきます。


本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!