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対話で気づいたこと

モチベーション3.0という本に感銘を受けました。
もう10年くらい前です。

今、僕は、学生インターンに向き合ってます。
夢をたくさん、未来をたくさん語ってくれて、「僕の元であと一年修行して強くなりたい。」そう言ってくれています。
ありがたい。
でも、迷いもあります。

「これってただの家庭教師じゃんか」

内容的には家庭教師。でも、外観上は業務委託?報酬を支払う?教えてる側が?

「あれ、このインターン。これって報酬はなんだろう。」
そう思っていました。

そんな中、久しぶりに今日思いついたのがこの、モチベーション3.0でした。

冒頭、猿の実験が出てくるんですが、簡単なパズルを解かせたら、やるほどに解く時間が短くなる。報酬はないのに。と。
この本に出てくるモチベーションの源泉についての言及が僕にはとても突き刺さりました。いや、今の悩みにぴったりでした。

「とりあえず、クラファンでもvcからの資金調達でもウェブのレターでもなんでもええから、一年死ぬ気で勉強したら、金払う。油断してボヤボヤしてたらその月で終わりな。」

今、彼はセールスレター千本ノックをしてます。いつまで続くかわかりません。普通のバイトよりも高い報酬と強みに特化したタスクを与えてますが、学校や会社と違って回答はありません。時間管理もありません。ただ、猿のようにやり続けるだけ好き勝手に。

これが出来たら凄いパフォーマンスは発揮できるのではないかと思います。


おっと、話を元に戻して。
モチベーションの源泉はきっと、チクセントミハイ博士

がおっしゃってるような、「何かに死ぬほど没入するような毎日を過ごせること。」

それなのかもしれないな。と思います。

漫然と過ごしてる自分がいることに落ち込んでる人は多いです。
「何かに心を燃やせたら。」そう思ってる人は多いです。
同じ部屋に人がいても、
誰かが止めても揶揄しても
抵抗しても批判されても頼み込まれても

意志を貫くことが出来る状態にもしこの私が毎日を費やせたら??

僕は、誰からも命令されず
喧嘩を売られても戦わないし、戦う時には全勝。
お金に動かされないし時間にも縛られない
自由に生きてます

自由なので毎日楽しい。アーリーリタイアなんてそんなとんでもない。働くことを楽しくしています。
気づけば一日ご飯食べてないって夜中に思うこともあるし、よだれが机についてるのにプログラムに夢中な時があります。「フロー」です。

そんななので、「金銭的自由の面でみんなが僕のところに来てるのかな?」と思ってたけど、もしかすると、日々の細部に渡るまでモチベーション高く生きていることに惹かれてるのかもしらないな。と思いました。

ただ、そうなるためには、この世の中はもうきっと、普通に生きるだけなら大学出てたら生死に関わるほどの生活困窮はありえない気がします。

僕はこれまで、豊かになろうと思って25年、読書や勉強をしまくりました。今はもう落ち着いたもんですが。
これからの若い方々は一体、何をモチベーションの源泉に過ごすんだろう。
何を燃やしてツヨツヨな自分を作るための修行をしていくんだろう。
どんな報酬を設定したら、燃え尽きない原動力を付与できるんだろう。
彼と話していて、そんな事を思いました。

答えが常に用意されてきた。そんな学生にとって、大人ですらサッパリわかってない不確実な世の中を泳ぐには社会は刺激が強すぎる混乱が大きすぎる。

気づけば学生たちのニーズが勝手に高くなっていて、ただ僕も受け止める体制なんて全くなくて、「僕なんかに何求めてまんねん」って思ってたけど、昨日の対話で少し分かった気がしました。

おそらく将来実現したいのは、報酬のある私塾。
そんな気がしました。
あと5年ほど修行して、その時に出来たらいいな。
好きと得意を磨きあげる塾。

ライスワークは適当に
ライフワークは真剣に

人生に技をかけられないためには、歴史が裏付けしている事で始めた方がいい。
やはり、仕事にやりがいを感じ、仕事も私生活も睡眠中も、ロコソラーレの吉田さんのような輝かしい笑顔で毎日、毎時いられるような。

現実には残念なコンテンツも多くても、自己評価がそんなブリリアントな日々を送れたら。それだけで一生を投下する価値があるのではないか。

45歳になって、さまざまな倒産寸前の企業を立て直し、企業だけではなく経営者、社員の心を立て直してきて思うこと。

やはり僕は、誰かを救うために生きている気がする。まだ全く出来ないし、短期的には失敗ばかりのような気がするが、それでもやはり、諦めないだろう。何か一つに決めて毎日時間とお金と魂を投下していつかそれが人様から称賛される。

モチベーションに火をつける伝道師。
これがもしかすると自分に課されたテーマなのかもしれない。
やれたらいいなあ

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