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事業再生のウルトラC

「さんよーさんて、なんでそんなことおもいつくんですか?」「後から考えたら、なんでそんなことに気づかなかったんだろうってなりそうですね」
と昨日言われました。

作り上げた事業再生のスキームが、社内の方々から反対がなく、かなりの出来栄え(自分で言う(笑))だったからです。

当たり前のことを当たり前に、かつ美しく

フィギュアスケートやスキーなどで例えるとわかると思います。難易度を、アルファベットで表現しますね。C難度の技です。みたいな。
でもあれってよく見ると、1回転のジャンプを、3.5回行ってるとか、ひねりを加えるとか。
分析するとわかりますが、それぞれの技は単純なものです。一回転が飛べない人は二回転が出来ない。
サッカーとかだとさらによく分かりますね。
相手が居なくて、静止した状態、練習というプレッシャーのない状態なら出来ることを、「その瞬間」に繰り出すことが出来るからプロフェッショナルなんだと思います。

既に役を終えた

今回、10月から主たる勤務先となっている企業で、「事業計画」が出来上がりました。厳密には完成はしていませんが、方向性が定まった以上、これからは具体的なアクションとなります。
その中で、マネージャーに説明してる時に出てきた言葉が冒頭の発言でした。
ただ、「後から考えたら」というのは、それこそが最も大切なこと。
再生を繰り返して戦闘力が80000の僕にしか出来ない技であれば、いかに僕といえども生涯を賭して行わなければならない。
当たり前に誰でも出来る技を、誰も出来ないタイミングとバランス感覚で、誰も思いつかなかった市場突入で、異常なくらいの計画規模で作り上げました。
誰一人リストラしない。むしろ全員の所得、職場環境が良くなる。地域から必要とされる。社員の家族から喜ばれる再生を。そんな計画書のver0.1が出来ました。まずは役員の承認は得られました。
これが僕の一大事でした。
あとはもう、誰でも出来ます。

コロンブスの卵

大陸発見はだれにでもできると評されたコロンブスが、卵を立てることを試みさせ、一人もできなかった後に卵の尻をつぶして立てて見せたという逸話

この計画を見せる前までは、「食品卸はもうダメだ」と言っていたみんなが、「早くやりたい!」と言って、計画にワイワイ言い始めた。
そしてこの計画の素晴らしいのは、大いなる撤退をして、得意な分野に集中することで、全員がやらなければならないのは、「本業の一回転ジャンプ」です。二回転やバク転、アクロバットまで出来るような弊社では、全員がなんらかのエキスパートです。
問屋が新規事業や他業種に手を出したがばっかりに、それを忘れていただけです。
ですからもう、僕のやることは「トップセールス」と、「適宜計画書の修正」だけです。もちろん、3年でやることを半年で出来るので最初の呼び水や事業の設計図、役割分担をもっと色濃くしなければなりませんが、あとは時間の長短の問題です。
誰もが出来ないタイミング、環境、発想で、既存の思い込みを捨てて、誰もが出来ない頭の柔らかさで、誰もが出来る計画。
みんなにオープンにした途端に憑き物が取れたようになる。
これが僕の行う事業再生です。

凡百の再生屋と違う所

そこいらの再生屋と圧倒的に違うのは僕の職歴
ここ2年で100社のコンサルを一人プラス大学生インターンと行い、家具、菓子、不動産、食品、コンサルの役員を行なって、さっさと次の場所に移動しています。固執はしないけど、どれもスポットでお手伝い継続しています。
当然ですが、僕自身が「よりハードコア」な場所を求めて歩いていつつ、100社からのフィードバックでさまざまな経験値を積み上げていってます。システムやツール、SNSスキル、クラファン、人脈など。
「より早く消えること」
を目標にしているため、今回の目標は営業利益ベースで年間プラス3億円を目標の計画書です。きっと一年で実現できると思います。それくらい、コア事業は強いのに、長年で埋没してしまっていただけなんです。
計画を作り、さっさと消えて、そのあとは伴走支援がお望みなら行う。腕は磨き続けて、次なる居場所を求め続ける。だからおそらく、所属している企業以外では、いったいどこのコンサルをしているかは、「バンバン広報してください」と言ってる人か、フェイスブックで色々コメントくださる方の所かな?くらいしかわからないはずです。

スノーボール

世界一の投資家、ウォーレンバフェット氏の著書に「スノーボール」があります。
より大きく
より高い場所から
より粘り強く

投資の極意ですね。長期で複利運用。雪だるまのことですが、同じように、最初山の上から、できるだけ大きな雪だるまのタネを作って、長期に転がし続ければ大きなものになる。

僕のコンサルは
好きと得意を活かして
シンプルに
具体的に

コンサル報酬は高いから、より早く再生計画を構築して、専門用語や新規の部分、DXは僕自身がやっつけて、皆さんがすでにお持ちの「好きと得意」を適用し、そして今後10年はとりあえずビクともしない今風の計画にして第二創業期を迎えるような計画を作る。
これが僕の再生プランです。

さあ、実行フェーズだ

いよいよ計画ができました。
入社が9/12
その時幹部に
「前職は半年間使い物にならなくてずっと様子見でした。その前は1.5年でした。今回はおそらく、3ヶ月は使い物になりませんからご容赦ください」と伝えてました。
計画が浮かんだのが12/13
予告通りですね。
ここから一気に駆け上がります。
計画作成はウルトラC。実行は、75名全社員が好きと得意を発揮する。
全員を笑顔に。がんばります。

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