見出し画像

出家のススメ(2)

続けます。出家のスタイルにこだわってるようでは先に進みません。やらない理由を考えるのはかんたんですが、手を挙ればだれでも今日から出家できます。ブッダが出家したとき世間は家出したと思ったはずです。これが覚悟です。法的な参入規制は全くありませんから、どうぞご安心ください。


1,寺の名称をどうするか?

法律上は何でもありです。いずれ宗教法人化することを考えれば、〇〇寺・〇〇院・〇〇庵が適当でしょう。もちろん宗教法人でなくても宗教団体または個人のままでも大丈夫です。いま小難しいことは考えなくていいです。

今の時代、ネットを利用しない手はありませんから、他のお寺と名前がカブるのは避けたいものです。念水庵の場合はウチだけでしょう。これはググって確かめればすむことです。後から変えなくていいように慎重に。

まずはお寺の名前と申しました。会社でいえば会社名ですから看板そのものです。ご自身の信念を込めましょう。信頼感も大事ですが、何より思い入れかと思います。人様がどう思うかより自分が大好きになれるかどうかです。

決まったらぜひ紙に書きましょう。紙に書いて目につくところに貼り出します。いわゆるアファーメーション(自己宣言)ですね。毎日ながめて、毎日声に出して読み上げましょう。燃えるような信念を明確にしておきます。

2,名刺がわりにHPをつくる

ワードプレスが手っ取り早いと思います。いきなりnoteでもいいでしょう。他のSNSは後からでもできます。まずはウェブサイトを開設することをおすすめします。静かな環境で、静かに書き初めてください。

✅目的・信念

何のために出家するのか?だれのために?何故ってことです。

✅目標・やりたいこと

具体的な目標を掲げます。自分を追い込む技です。

✅プロフィール

かんたんな自己紹介ですが、アピールポイントをわかりやすく!

✅お寺の場所と連絡先

これ、信用と信頼の基本のキです。自分に逃げない術かと。

3,寺は修行場所です

人目がない中での修行、ひとりでの修行は、とても大変です。これができる人は相当修行が進んでいますから放ったらかしで大丈夫です。そこまで至ってない人は、ぜひ人目のある場所を修行地に選んだほうが良いと思います。仲間がいれば理想的ですが、もちろん一人でも始められます。

ひとり山中に入って行って修行するのが出家だと思ったら大間違いです。その昔においても志だけがあって、師を求めて海を渡り、あるいは寺の門をたたいたのです。今はその師を見つけることが大変難しい時代だと思います。

ですから、いきなり自分の寺を作っちゃえと申し上げています。自分の寺で修行しておれば、それなりに人の目があります。変な宗教ちゃうか?といった好奇の目に晒されることになります。それがいいのです。

修行の中身はそれぞれですが、掃除が一番わかりやすい。わたしの場合は買った土地がほぼジャングルでしたから毎日友人と一緒に伐採からはじめました。とにかくお寺を作るという楽しみから修行できるのです。

少し長くなりましたので、この続きは出家のススメ(3)で書きます。
次回のテーマは✅お金の集め方です。お楽しみに。

修行場所(水)

ご覧いただきありがとうございます。
念水庵 正道

「出家のススメ」キャラ念水さん


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?