見出し画像

大正時代以来の快挙に学ぶ。

大相撲千秋楽の翌日になっても感動が残ったままです。
尊富士たけるふじ関、おめでとうございます。
110年ぶりの快挙に日本中が沸きました。
過去に新入幕優勝を遂げた力士は大正時代に活躍した両国しかいません。

両国関は、1914(大正3)年の春場所で十両優勝し、同年の夏場所で幕内に昇進すると9勝1休の成績で達成した、とのことです。
一場所十五日制となってからはもちろん初めての記録です。
新入幕初日からの11連勝は昭和の大横綱大鵬とならぶ成績です。

「記録よりも記憶に残るような相撲をとりたい」インタビューでの彼の言葉に言葉がありません。(若い人の言う言葉じゃないね^^)
家族や地元青森はもちろん、親方や仲間たちの応援の賜物だと思います。
解説していた親方は、さぞや嬉しかったことでしょう。

十四日目に足の踵を怪我し車椅子で運ばれたときは、休場して千秋楽で追いつかれ、優勝決定戦で不戦敗になりそうだと正直思いました。
その足の怪我を押して、押し切り。自力優勝の瞬間は身震いしました。
若い頃は、相撲好きではなかったのですが、今は観戦が大好きです。

相撲は、なんであの長い仕切りを繰り返すのか不思議でした。
本当の意味は調べればわかるでしょうが、わたしは次のように思います。
人生、仕切りの方が圧倒的に長いんですよ。
勝負の瞬間は、ほんの一瞬です。

スポーツは野球もラグビーもなんだって好きなんですが、相撲はわかりやすいですね。大事な話は一対一の真剣勝負。
会話もnoteのコメントだってそうです^^
日頃があって、出会いがあって、ほとんどが初顔合わせ。

奇数月は大相撲、今月は春場所(大阪)、一気に花開いた関取に、もう一度称賛を送ります。怪我を直して来場所も頑張ってください。

相撲が国技であるわけが、ほんの少し解ったような気がしました。


大相撲(水)


ご覧頂きありがとうございます。
念水庵


大正時代の大相撲のイメージ(生成AI)

#最近の学び



この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?