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ヒルデガルトの症状ミニ辞典~疝痛編~

いつも読んでいただき
ありがとうございます。
さおりんです。


中世の時代に修道女で
医学や作曲、薬草など幅広い知識を
信仰と共に教えていたヒルデガルト
という方が症状別によって
説明しているのでご紹介します。


今回は、疝痛についてです。


【疝痛】
疝痛は、激しい痙攣性の腹痛で、
内臓(胃、腸、胆嚢、腎臓、膀胱)の筋肉
が収縮する事で起こります。


発汗や吐き気を伴うこともしばしばです。
自分で処置することも可能ですが、
痛みが強くて長引く場合は、
医師に診てもらいましょう。


ヒルデガルトは、
カモミール・ジャーマンフラワーを
使った軟膏を勧めています。


《カモミール軟膏》
カモミール・ジャーマン
Matricaria recutita/Chamomilla recutita
Echte Kamille

カモミールは医学のあらゆる分野で
認められている薬用植物です。


道端や野原、採石場など至る所で
生息しているキク科の植物で、
地中海地域を中心に
アジアや南アフリカなどで、
およそ50種あります。


最もよく知られているのは、地中海東部
から帰化してドイツに根付いた、
高さ15~40cmのカモミール・ジャーマン
で、香りのよい1年草です。


カモミール・ジャーマンの広範囲に渡る
効果は、精油成分によるものです。
消炎と鎮痙作用も精油成分に由来します。


かつての呼び名であるChamomillaは、
ギリシャ語で「地面に近いところで育つ
りんご」を意味しています。


その呼び名は、摘みたてのカモミールを
手で押しつぶしたときに立ちのぼる、
リンゴの芳香を思わせる心地よい強い
香りからついたものです。


カモミールは、民間療法でも修道院でも
実証済みの薬草で、現在も良く使われ、
効果を示しています。


ヒルデガルトは疝痛に対する外用を
勧めています。


カモミール軟膏  疝痛に
・生のカモミール・ジャーマンの花
・バター

花をつぶしてペースト状にし、
バターを混ぜて軟膏を作ります。
この軟膏を痛みのある箇所に塗ります。

ヒルデガルトはこの軟膏の効果について
カモミールの温性と力が、
バターの穏やかな温性と結びついて、
痛みを和らげると説明しています。


安静にして寝ていることは、
重要な治療法のひとつです。
なるべくアラームや電話を切って、
邪魔されないようにして休みましょう。


痛い箇所を温湿布するのも、
緩和に効果的です。


ということで、次回は、
大腸感染症に効果がある対症療法を
ご紹介していきます。


ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
さおりんでした。


この記事は
LGBTQのジェンダー種族や
ADHD・HSPなどの繊細敏感種族
いわゆる繊細感覚派の方々向けに
セルフメンテナンスする生き方の
ために「ヒルデガルトのハーブ療法」
から一部引用して紹介したものです。
ぜひ手に取って
読んでみてくださいね。


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