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女性らしさをUP!いつまでも潤いと艶を保ち高める食事とは?

「最近、枯れてきた気がする」
「肌に潤いや張りがなくなってきた気がして...」
「原因はなぜだか分からないけど、無性にイライラすることが増えた」
「生理が不順になることが増えて、ホルモンバランスも崩れている気がする」

40代に突入した方に相談される悩みの多くに相談される内容には、上記のようなものが多いです。年齢とともに、女性ホルモンが低下し、ホルモンバランスが崩れることでそのような症状が出てくることがあります。

「いつまでも綺麗でありたい」

そう思うのは自然なこと。
家庭をともにする女性が綺麗でいること、自分に自信が持つことができ、はつらつしていること。パートナーがますます綺麗になっていくこと。肉体的にも精神的にも穏やかで、心にゆとりをもって過ごすことができること。
これは女性自身の心の安定や自信に繋がるだけでなく、一緒に過ごすパートナーやお子さんにとっても、とても大事なことではないかと思います。

綺麗でいたいと思うのと同時に、自分の体のメンテナンスができていなかったら、そちらも気がかりとなってしまうでしょう。

女性の年齢と女性ホルモンの関係について

一般的に、40代に突入すると、女性ホルモンが低下し、更年期症状が出てくる方が多くなります。

更年期とは、一般的に45~55歳頃に相当すると言われています。閉経の前後5年間の時期なのですが、この更年期に起こる体の変化としては、卵巣機能(女性ホルモンのエストロゲン)の消退があります。月経周期だけでなく、体調にも変化が起こりやすい時期です。

◆エストロゲンの作用とは?

エストロゲンの作用は以下のとおりです。

  • 女性らしい体(乳房、丸みのある体)をつくる

  • 自律神経の働きを安定させる

  • コラーゲンの産生を促し、美肌をつくる

  • 血管、骨、関節、脳などを健康に保つ

◆エストロゲンが低下すると何が起こるのか?

エストロゲンの受容体をもつ臓器は、「脳」「胸」「肌」「心臓・血管系」「骨」「生殖器・泌尿器系」があります。
ではエストロゲンが低下すると何が起こるのか。

  • 「胸」:乳房が縮小、弾力性・ハリが低下する(女性らしい丸みをおびた体つきでなくなる)

  • 「肌」:肌の萎縮、乾燥、弾力性・ハリが低下(コラーゲンの産生が低下し、美肌が保ちにくくなる)

  • 「生殖器・泌尿器系」:外陰部や膣の粘膜の萎縮、乾燥。子宮や骨盤底筋、膀胱が下垂する

  • 「脳」:脳神経系の加齢により、のぼせやほてり、イライラするなどの精神症状が出現

  • 「心臓・血管系」:血管の弾力が低下し、動脈硬化による疾患になりやすくなる

  • 「骨」:骨密度の低下により、骨粗しょう症が起こりやすくなる

これらの症状を予防するため、更年期以降、閉経後のホルモン補充療法により、改善や進行を遅らせることができると言われています。

でも病院受診する前に、まずは自分自身の日頃の生活で何か取り入れることができたらいいなと思いますよね。

女性らしさをUPできる食事内容とは?

毎日食べる食事。その内容をちょっと変えたり、取り入れるものを少し変えるだけで、女性らしさがUPするとしたら、すごく嬉しいですよね。

食事は体を作る基盤です。
女性らしさを高める食材とは何か、ですが、女性ホルモンと同じような働きをする食材を食事に取り入れるとよいと言われています。

◆ごま

ごまには「ゴマリグナン」という栄養素が含まれています。「ゴマグリナン」には、セサミンやセサミノール、セサモリン、セサミノール、エピセサミン等、たくさんの抗酸化成分が含まれています。

「ゴマリグナン」は、植物性エストロゲンという女性ホルモンの一種でもあるため、女性ホルモンへの作用も効果が高いと言われており、女性のホルモンバランスを整える効果もあります。

食事をする際、サラダや和物に大さじ一杯追加するだけでも大丈夫です。

◆梅干し


①疲労回復と栄養吸収UP:クエン酸

昔から、日本人の食卓に登場している梅干し。
なぜ梅干しがそこまで使われてきたかというと、食べ物が腐るのを遅らせる働きがあるため食中毒予防に効果的だったことが大きいです。

加えて梅干しに含まれている「クエン酸」が、栄養素の吸収を良くする作用があるためと言われており、食材が抱負でなかった時代に効率的に栄養分を吸収できるようにと使われていたと考えられます。
梅干しでも梅酒でもよいのですが、食事を食べ始める前に摂るようにし、その後食事をすると、より食事の栄養素を効率的に吸収することができます。

クエン酸には、疲労回復効果もあるため、疲労回復を促進し、若々しい状態を保つこともできます。

②胃腸への効果

梅には、殺菌効果や整腸作用などがあり、昔から民間療法などで使われてきた背景があります。

腸内環境が荒れることで、アレルギー症状が出やすくなることがあるのですが、腸内環境を整えることで肌の調子がよくなることに繋がります。

③抗酸化作用:ポリフェノール、ビタミンE

梅干しには「梅リグナン」という抗酸化作用のあるポリフェノールの一種が多く含まれています。 「梅リグナン」は、抗腫瘍活性・抗酸化活性・抗肥満活性などさまざまな効果が報告されており、女性には嬉しい効果ばかりです。

「ビタミンE」も多く含まれているのですが、ビタミンEは若返りのビタミンとも呼ばれているビタミンです。肌・細胞などの老化を防止し、血行を促進するなどの効果があります。

梅干しは、そのまま食べるのもよし、梅肉ソースにしてサラダや魚、肉にかけるのもよし。白湯に梅干しを入れ混ぜて、食事の際に少しずつ飲むのも良いですね。

体に良いものや不足しているものを摂るだけでなく、自分の食生活を見直し、「何をやめるのか」ということも大事なことだと思います。

日頃食べている食事を見直すこともよいかと思います。是非、毎日の食事に取り入れてみてください。


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