共通テスト同日体験 2023

先週の日曜日は共通テスト同日体験でした。昨年は高校対応数学でインプットが終わったばかりのよちよち歩きで模試も経ずにぶっつけ受験、数学超難化の大逆風もあり2科目合計で半分強と返り討ちでした。今年は理解が深まり演習も積んだ状態で受験、問題易化も追い風となり初の190点オーバー。前年比プラス80点以上、得点率95%以上なら大健闘。

苦手だった「データの分析」で失点しなかったりと多少上振れた面があったとしても、中学受験からたった二年でこれだけ取れるようになるんだから、東進の数学特待プログラムは優れているんでしょうね。

もちろん、共通テストの難易度が揺り戻しでマイルドになったことも大きな要因だと思います。駿台ベネッセのデータネットを見れば一目瞭然ですが、2022年の数学は大臣が苦言を呈するぐらいの事故物件でしたからね。昨年は極悪の不良馬場での成績、今年は良馬場での成績。

来年度の本番レベル模試は、この易化した本番に準拠して作成されるので得点は取りやすくなると思います。一方、得点分布グラフを見ても分かる通り2021年以前よりも高得点を取りづらくなっているのも事実なので、センター試験時代のような上位陣満点連発の超高速馬場には戻らなそうです。今後の課題は如何に得点のブレを少なくしていけるか、でしょうか。

2025年からは新制度(1Aから整数問題が消えて図形の性質が必須、2Bは複素数平面と二次曲線が範囲に追加されて大問6問構成になり時間は70分に延長)になるので、あまり現状の形式にアジャストしすぎない程度にやっていければと思います。


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