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昔、ヒッチハイクをした話

4月になりました。我が家のチューリップ🌷。もう少し多く球根を植えたはずだったけれどこれから出てくるのでしょうか?
でも昨日の朝、2つ咲いてくれました。嬉しいですね❤️

桜も咲き始めて春本番のこの季節になるとちょっと思い出すことがあります。
20代の頃、出張で山奥の施設の調査に行く仕事がありました。
行きは駅からバスがあって現地まで無事に行くことが出来たのですが、仕事が終わってバスで帰ろうとしたら今日のバスがもうないのです。。。

頭真っ白になって呆然としてしまったけど、いやいや帰らなきゃと気を取り直して、とにかく山を降りなければと思いました。
誰に尋ねたのか、誰だったのかも忘れてしまいましたが、駅に帰りたいのだけどどうしたらいいか?と聞いたら歩いて下山するしかないと言われてもう必死にとにかく降ってみました。歩くたびに道が分かれていてどこをどう来たのかも分からなくなり、辺りも暗くなってきて本当に下山できるのか不安になってきてしまいました。

どんどん暗くなってきてもうどうしたら良いか分からなくなってしまっていたところ、車が1台通り『もうヒッチハイクしかない!』と思い人生初のヒッチハイクをしてみました。しかし、スーツで衣装も暗いので見えなかったのか?普通に怪しかったのか?お急ぎだったのか?ダメでした。
しばらくして2台目が見えたのでもうちょっと手を大きく振ってみましたがダメでした。
もう、本当にどうにかお願いしたく3台目の車にはもう切羽詰まってどうにか止まって話だけでも聞いて頂きたくかなり大きく手を振ってみましたら、ちょっと先でハザードを出してくれたので急いで駆け寄って訳を話したら、ちょうど駅まで行くのでどうぞと言ってくださり、無事に駅に行くことが出来ました。かなり遠かったので本当に感謝しかありませんでした。今なら、座席にスッとお金を置いてくるということも思い付きますが、その時はもう何にも思いつかないくらい疲弊していたのでお礼をひたすら言うことしかできませんでした。
この時の御恩は一生忘れません。
その方にお礼出来ないのが悔やまれますが、どなたか困っている方がいたら自分のできる範囲で恩返しできるようにしたいなあと思います。


春になると思い出すわ〜

その節はありがとうございました🌸
人生初のヒッチハイクの思い出でした。

お菓子代に使わせていただきます♪