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NPO活動体験プログラム(現場体験)【NPO法人森遊会】

11月27日 日曜日 NPO法人森遊会さんのNPO活動体験プログラム「現場体験」が行われました。

森遊会さんの小学生を対象としたイベント「自然体験の旅をしよう!」のツル採りからクリスマスリースづくりのお手伝いです。

まずは当日の最終確認

森遊会さんのスタッフと体験プログラム参加者、コーディネーターの大久保さんと私は、集合時間の30分前に集まり、今回のイベントの打ち合わせとツル採りコースの下見など最終確認を行いました。
事前の安全確認、大事です。

NPO法人森遊会の代表井上さんとスタッフの方々とご挨拶。
ツル採りの現地下見の様子。

いよいよイベント開始

10時の集合時間に合わせ、小学生とその保護者の方15名ほどの参加者が高蔵山森林公園に集まりました。コロナ感染で何組かキャンセルがありましたが、参加者の皆さんは今回のイベントを楽しみにされていたそうです。

始まりの挨拶から準備体操まで済ませ、高蔵山の登山道を散策しながら、リースの飾りになりそうな木の実などを集めます。

まずは準備体操!

最初はリースの飾り集めから

子どもたちは視点の低さもあって、次々に素敵な木の実をドンドン集めていきます。
老眼気味な私には、一瞬で判別できず、木の実がどこにあるのか凝視しないとわかりません。

道中、森遊会のスタッフさんより樹木や草花の説明があり、参加者の皆さんも興味深く聞いていました。好奇心旺盛な子どもたちから「この木の実の名前は?」「この葉っぱは何?」など質問攻めに合ってましたが、さすが森遊会さん、的確に答えていました。

険しい山道をドンドン進んで行きます。

次はツル採り

リースの飾りを集めたら、次はツル採りです。
なぜツルを採る必要があるかなど、ツル採りで気を付けることなどの説明を受けて、手頃なツルを探します。

子どもの力ではなかなか採ることは難しいので、参加者のお父さんたちの力も借りてツルを採っていきました。

木々に複雑に絡まったツルを引っ張て採るのに一苦労。

ツルを巻いてリースの土台づくり

森林公園の広場に移動して、まずはツルをリースのサイズに巻いていきます。巻き方を説明を受けながら、子供たちはツルの向きに合わせ、それぞれ思いのまま巻いていました。
繊細な巻き方だったり、大胆な巻き方だったり、個性が出ますね。

子どもたちには太く、弾力も強いツルでしたが、一生懸命巻きました。

リースの飾りつけ

ツルを巻いた時点で一旦、お昼休みを取って、午後から飾りつけです。
広場にシートを広げ、登山道で集めた木の実などの飾りをグルーガンで接着します。

森遊会さんが事前に集めてくれた、たくさんの木の実も使って、思い思いに飾りつけていきます。

子どもたちの個性・感性あふれる飾りつけに関心しました。
事前に接着の仕方、グルーガンの火傷に注意するなど説明しましたが、「学校で習った!」など答える子どもたちもいて、小さな子の飾りつけを手伝うなどお互いを気遣うなど、心温まる場面もありました。

森遊会さんが事前に集めたたくさんの木の実。
グルーガンの取扱いなど説明する森遊会代表の井上さん。

リースが出来上がりました!

無事クリスマスリースが出来上がり、イベント終了となりました。

参加者の皆さんも出来上がったリースにとても満足していました。

森遊会さんは樹木や生物の観察会、ネイチャークラフトなどの自然体験活動及び森林整備活動を行い、自然の恵み、自然環境の大切さを広めています。クリスマスリースづくりを通して、参加した子どもたちにその思いが十分に伝わったと思います。

活動体験プログラム参加者の方も、森遊会さんの活動のお手伝いを通して感じたことをご自身の活動に活かしていきたいとのことでした。

電車に乗ったトトロだそうです。
参加したお父さんの作品、ワイルドで大胆ですね!
作品と一緒に参加者ご家族の記念撮影。

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