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【第三話】新卒4年目〜火災保険の支払い部門へ異動〜

異動先での話をする前に、職場の人間関係について振り返ります。

結論を言うと、
人間関係だけは抜群に良かったです。

私がトイレで泣いてたら、心配して来てくれて慰めてくれました。
ご飯にも連れて行ってくれました。

私が推測するに、外に向けては悲惨な対人関係なので、せめて内側だけは優しくいい関係でいようという気持ちが働いたんだと思います。

こんな仕事なので、たまにキツイ性格の人はいましたが、そのような人が浮いてしまうほど良い人間関係の職場でした。

当時の職場の皆様には、感謝しかないです。

ただ、3年過ぎても同期とは馴染めないままでした。

いい人たちなんだけど、なんか話が合わない、同期の話していることに興味が持てない。

そんな自分を責める日々です。

保険会社4年目になり、私は火災保険の保険金支払い部門に異動しました。

仕事内容は落ち着きましたが、前の部署でのことが影響して、悪いことが起きるとどんどん悪い方へ考えるようになってました。

この頃には、人が怖いという感情が強く植え付けられていました。

自動車部門で散々怒られ、人間の根っ子を見てしまったからです。

仕事で関わる人だけでなく、プライベートで出会う人すべてが「あの人怒ってる、あの人たちも事故が起きたときには怒るんだろうな、怖い」と思えてしまってました。

軽く人間不信です。

火災保険なので、火災や台風・雷などの自然災害で自宅が損害を受けたときに保険金を支払います。

過失割合とか揉める要因がないので、自動車保険の頃と比べると落ち着いて仕事ができました。

私が勤めていた地域では自然災害も多かったので、案件は大量に来ました。

たまにパニックになってトイレで泣くことはありました(笑)

また、火災保険だけではなく、賠償保険や企業活動の保険など難しい保険が多かったので、覚えるのに苦労しました。

ただ、勉強はどちらかと言うと好きな方なので、休みの日にカフェに行ってひたらすら勉強しました。

その甲斐あって、少しは知識が叩き込まれて仕事にも活かすことができました。

ですが、こちらの部署での問題は人間関係。

お昼が小さい会議室で6.7人が輪になって、黙々と食べるので、お葬式みたいな昼休みでしたw

息苦しすぎて、会社近くの市民会館みたいなところで一人で食べていました。

悪い人はいませんでしたが、心を開いて話せる人はできません。

私は、人に心を開くのがすごく苦手です。

勝手に壁をつくってしまいます。

自分が壁をつくるから人も寄ってこない。

でも、周りでワイワイやっていると孤独感を感じてしまう。すごくワガママな状態です。

家に帰っても一人なので、どんどん悪い方向へ考えてしまいます。

そんなこんなで異動してもモヤモヤは消えず、毎日つまらないなーと思いながら過ごしていました。

前の職場にいるときから、転職したいと思っていて、少し心に余裕ができたので、転職活動をはじめることに。

このときは、将来は、結婚してパートで働けばいいやと思っていました。

あとは、大学から地方に行って、そのまま就職したので都内に出たかったのもあります。

☆新卒4年目で学んだこと

・仕事内容が変わっても、電話はすごく苦手。

・相手に詰め寄られると言葉が出ない、上手いかわし方がわからない。

・努力して知識を身につけたこと、自分が納得したことに対しては、自信をもって話せる。

・外に向けて悲惨な対人関係の仕事だと、内側の人間関係はわりと良好になる。

・自分は初対面の人に対して壁を作ってしまう。

・その壁をわざわざ壊して入ってくれる人なんていない。

・会社でのお昼は一人で食べたい。 


はじめての転職活動については、第四話にて。




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