見出し画像

オールアース工法について

日々、気温が下がってきていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
新築の木造住宅を建てられる方の、オールアース住宅が着工しておりまして、建築現場で大工さんや電気工事の方と打ち合わせや計測にいってきました。

毎日パソコンやデジタル機器を使用し、たくさんの照明に囲まれ、快適な住まいのために持ち込まれた多くの家電製品に囲まれている家のなか。そこから、たくさんの電磁波が、床や壁を伝って、私たちやご家族の身体へと伝播していることを知っていますか。
  
大地と一体になるような、なんだか心もカラダも元気になる、大地のような心地よい空間で、暮らせるように、オールアースという電気配線から住まいの空間への電場の伝播を抑制する住宅の施工方法があります。住まいまるごとアーシングされているイメージです。
 
2018年9月、北海道胆振東部を最大震度7の地震で、“ブラックアウト”(全域停電)が起こりました。地域によっては、数日間電気のない生活となりましたが、そのとき体が軽く感じた方もいらっしゃたかもしれません。

オールアース®がおすすめな理由は、具体的な数値としては、日本の住宅は150V/m~450V/mという数値になっていて、海外の平均値からすると、10倍~40倍と、とても高い数値を示しています。これは、海外ではアース付コンセントが主流で家電製品がアースされているのに対し日本ではほとんどアースがされていないことが主な要因です。また、照明とコンセントの数そのものが日本の平均の4分の一であるため、当然屋内配線も少ないことが分かっています。

実際、この50年間で電気の使用量が10倍にも及んでいることをご存じでしょうか。そのため、床や壁の中の屋内配線は約900メートルにもなり、たくさんの電化製品が使えるようにと、コンセントも増えて、明るい照明が、住まいに欠かせなくなりました。

屋内配線が通っている付近の床や壁には、電場が伝播します。そして、その床の上に座っていたり、壁の近くに置かれたベッドで寝ていると、電場は人の身体に集まってしまいます。そうした屋内配線からの電場の数値は、パソコンに触れている時とほぼ同じです。

つまり、「家」が、電磁波の発生源となっているのです。
この屋内配線は、常に電圧がかかっている状態ですので、電場を発生させ、特に木造2階建ての2階の床はもっとも強くなります。それは、どうしても1階の天井裏に配線が集中してしまうからです。

新築、リフォーム問わず、オールアースを取り入れられるので、これからおうちを建てられる方、リフォームする方は、ご家族、ペットの健康予防のためにも長く過ごすお部屋への導入をご検討されてみてください。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?