格別な苺ジャム
美味しいものを食べたときは
自然に顔が綻んでしまうのだけれど
直近では苺ジャムだった。
喉がカラカラに乾いていて
お腹も背中とくっつくくらい空いていて
それでも手は止められない。
ちょっと暑い。
水はすぐそこにある。
飲めば飲めるのだが飲めない。
このまま行くのか。。。
それとも水を飲むのか。。。
葛藤しながらこのまま行くと決める。
ピークを過ぎると突然それはやってきた。
お茶の時間。
なんだこの急展開。笑
コーヒーとこんがり焼いた食パンが出てくる。
そこへ〝どうですか?私〟
と言わんばかりに登場した苺ジャム!
苺の粒はほぼ原型をとどめている。
赤だけど少しくすんだ綺麗な赤に変化した苺。
手作りである。
ジャムの入ったガラスの容器が自分の前に回ってくる。
苺を5粒こんがり焼けた食パンにのせる。
水分の多い苺ジャム。
食パンの下からパンに乗せた苺ジャムを包み込むように半分に折りたたむ。
と同時に一口頬張る。
パリッでもなくザク!でもなくガリッでもない
カ゜リ〝ッ
という音がする。笑
発音できないんだけどそんな感じ♪
美味しい音だ。耳
口の中では甘くないけど甘い苺ジャムの味がする。
いちごのつぶつぶを感じる。
小さい頃はジャムではっきりした主張のある果肉が嫌いで食べられなかった。
なんで嫌いだったのか考えると水分量だとおもう。
今でもドライフルーツは特定のものしか食べられない。それは好きだからたまに食べるんだけどレーズンもプルーンも嫌い。それでもたまにだなぁ…
これは食わず嫌いではなくて食べたけど好きになれない。笑
食わず嫌いはきっかけがあれば美味しいと思える時が来ることがある。
このきっかけはなかなかやって来ないんだけど←笑
結構特別なのだ♪
話がそれだけれど格別な苺ジャムに出逢えたことは顔が綻んでしまうことである。
いちばんのポイントは水分量と赤々しくなかったという点。
それが私の格別につながったというお話♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?