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題名 「現実の空間」

夢を抱き想像の世界から
思考は限りなく広がりを深める。
宙に浮いている言葉と
思いを重ねていく心は
交わりながら濃く乱れて
仮想が生まれる。
歩くことを忘れ
彷徨い漂う旅人は
この地に幻想を求めていく。
動きを止めて浸かり
現実を遠ざけて
曖昧な境界線を
行ったり来たりしながら
期待と不安が入れ替わり
心の線を細くする。
ここから飛び出して
今の自分を見つけにいこう。
何かに向かっている自分は
きっと遠くを見つめ
しっかりと捉えている。
冷たさや温もりを肌で感じ
手に力が入る感覚も知っている。
そして地に足が付き
この空間に立つ自分は
心地良く感じているだろう。

             紗羅

夢があり現実がある。
歳を重ねていく度に
知っていくことが増えていく。

どちらも同じくらいに大切な土台。
でも、このバランスがとても難しい。

人にはさまざまな感情があり
日々体と心の均衡により
入れ替わりながら
その時に思う心が答えを決めていく。

いろんな時を重ねてきて
今落ち着いた心は
「努力」「継続」
この言葉が自分を占めています。

夢が現実にならないことは
たくさんあって
中にはイコールになり
結びつくこともある。

キラキラした夢の中で
厳しく痛い現実を知りながら
自分は子供から大人になった。

夢の中には入れるけど
生きているのは現実だと
いつも思い知らされる。

見つけた答えは
どんな些細なことでも
達成感は現実の空間にしかなかった。
心から笑えることも同じだ。

そう思いながら
夢を深めて現実を常に見つめている。

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