時の波に揺られながら
過ぎ去った日々が
寄せては返すように
心の元へと押し寄せる。
あの日のままに映り
儚き思い出たちが
笑顔と共に通り過ぎていく。
懐かしさに浸り
切なさに涙し
胸いっぱいの時が流れる。
見上げた心の空に
巡り会えた人達が
浮かぶように
そっと消えながら
優しい秋風が肌へと触れる。
輝く淋しさを抱きながら
永遠ではない足跡に
いつかはやって来る
別れの時を切に思い
今日もこの道を歩いていく。

　　　　　　　　　　紗羅

秋だからでしょうか…。

遠い昔から今までを
しみじみと思い出すように

時折振り向きながら
散歩道を歩いていました。

今関わりがある人がいて
過去に携わった人がいる。

あの日やあの時を
この心は鮮明に映していく。

今まで出会った人を
思い浮かべながら
懐かしさに浸るように

この詩を書いてみました。

巡り会えた人達とは
いつかは別れの日がやってくる。

しっかりと心に留めて
この思いを大切にしていこう。