生まれてから
ずっと迷い道。
先の見えぬ旅路は
自分で進みながら
心が切り開いていく。
分かっているようで
分からない思い
苦難の道に夢が走り
そこへ現実の足が乗る。
アンバランスな空間で
自分は生きながら
傷や痛みを知り尽くし
沈んでいくように
遠くへ光を見ていく。
些細な思いが揺らめき
人の心は表現されながら
気持ちと言う天秤の上に立つ。
右へ左へと動いていき
人の世と闘いながら
この先を消したり
映したりしていく。
儚き命に何を求め
感じていくのだろう。
何も求めず
心を側へ置き
生きていくことができたら
幸せだろうか。
笑みを浮かべて
空を見つめ
自分に問いかける。

　　　　　　　　　　　紗羅

迷って彷徨いながらも
きっと心の答えは決まっている。

だから不安になり
不満を抱えてしまい
生きる中で悩みながら葛藤するのだろう。

でも、それが人だろうか…
そう思うと自分の重さは軽くなる。

生きている時にしか
感じることが出来ない
思いを知りながら

その中で、自然と頷ける思いに
出会えたら良いと思う。

さまざまな目線で
いろんな角度から見れるような
自分になりたい。

点にも満たない
自分の狭い世界が

広い世界を見ていくように
手探りの人生を堪能していく。

そんな生き方をしたいと思い
そうしようと決めている。