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題名 「夏の空間」

熱き陽の中へ
黄昏る夕暮れに
走り駆け抜ける日々
今しかないからと
急かされるように
この夏の時を刻んでいく。
幼き頃は目一杯日差しを浴びて
ジリジリと焦がすように
夏の証を身体へ焼き付けた。
毎年夢のように過ぎ去り
束の間の儚さは
自分を大人へと変えていく。
はしゃいでいたあの日から
立ち止まり見上げる夏空は
何も変わらぬままで
変わったのは自分の心だろうか。
もう一度記憶を辿り
忘れかれた夏の元へ還ろう。
視線の先には
懐かしい自分の姿がある。
笑いながら走り去っていき
振り返って今の自分を見つめては
眩い夏の光へ消えていく。
思い出す夏の空間は
この先へ向かうための大切な場所。

             紗羅

今の自分は
過去からの積み重ね。

否定すれば、今の自分を否定し
肯定すれば、今の自分は肯定になる。

良くも悪くも自分だし
これからも自分と共に生きていく。

日差しの強い夏空を見上げながら
過ごして来た日々や
その時に感じていたことを
思い出していました。

楽しいことも、辛いことも
両方あるから
今があり先へ進んでいける。

心を豊かにすることって…
過去を忘れずに
今をしっかりと生きること
この2つの思いが未来へ繋がっていく。

あとは、少しの努力だと思っています。

頑張ることは全身に血液が巡り
生きる証が心へ届けられ

自分や人との対話
良き睡眠や、美味しい食事
真っ直ぐに受け止め
有難さが身に沁みる。

今日の思いを
夏のページへ刻み
明日へ向かって行こうと思います。

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