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題名 「自由心」

自身に縛られない
心でありたい。
生を受け
終えるまでの
短き道を進む課題。
成長する過程の中で
上積みされる感情を
少しずつ剥がすように
身軽さを求めて
さまざまな心を見つめる。
発する言葉を並べ
捉えるように沈黙を貫く。
一度胸へしまった思いを
レコードのように
滑らかに流しながら
音を奏でて
狭き心を解き放つ。
ひとつの答えしか
存在しなかった
自分の空は
数ある星のように
無限へと変わり
心と共に広がっていく。

         紗羅

性格的には
0か100に偏りがちです。

どっちつかずでいるのは
じれったくて

自由の文字が
曖昧になるので嫌だったりする。

生きていく中で
頑張りや踏ん張りが
必要な時はやってくるし
その時は100まで
ボルテージを上げて向かっていく。

そこまで辿り着いたあとは
自分の存在を消すように
深い眠りにつく勢いで
0まで落とす。

新たな風を自分の中へ
取り入れたいし
違う考えも取り込みたい。

リセットした状態で
キャパシティを広げて

さまざまな変化を
受け入れ受け止められる
人でありたい。

自然とそんな生き方になっていった。

落ち込むのも
悲しむのも
自分を追い込んでいき
徹底的に沈んでいく。

中途半端な位置にいて
大丈夫だと言いたくないし
ため息をつきたくない。

そんな自分だったら
本当に楽しいことや
嬉しいことに出会った時

心底から笑うことが出来ない。

この時間が長いことは
疲弊や愚痴にも繋がっていく。

0か100
少し極端だと
感じることもあるけど

進めと休め
GOサインが
くっきりと見えるから

後味はいつも爽快だと感じる。

昔から真ん中にいて
バランスを保つことを嫌う
放浪者だった自分は

合わせられない
柔軟性が無いことを

不器用であり
それを悪い事だと捉え

自分を嫌いになった時期があり
自由とはかけ離れる位置に居た。

いつも揺れに揺れていたけど…

着飾ったところで
いつかボロが出る。

いろんな考え方
たくさんの道
さまざまな人生

ありとあらゆる
自由が広がっているから

固定観念に
縛られない生き方をしたい。

自分や誰かを
心から応援して喜びたいし

楽しさや嬉しさを
そのまま受け止めて

可愛く綺麗な物を見た時は
素直に表現したい。

そして言葉と行動の一致。
ここに自由がある。

こんな自分が
心に晴れ間を咲かす
バロメーターだと指針にして
日々を過ごしている。

どストレートな自分は
小細工も言い訳も
面倒くさいと感じて

お面も殻も要らないし
さらに身軽になり
人生を全うしたい。

そう思いながら
今日も生きています。

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