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題名 「日記の始まり」

今、1ページ目が開かれた。
見える世界の始まりを告げ
言葉が刻まれていく。
何が映るか分からず
未知の広がりを見せる。
この一文字に想いが載り
自分の旅へ進む船が
ゆっくりと動き出していく。
心のままに右に折れ
またその心は左へ折れながら
思いを空に投げ進む中
頭上を飛び交う自分の言葉が
数々の感情に変わり
道を示すように綴られる。
心の地図は無限に描かれ
生きる証が隙間へと埋まり
幾重にも積み重なる。
いろんな思いを抱いてきた心が
数ある偶然と
ぶつかり合う中で
必然の扉と向き合い
身が引き締まる。
ステージを越えさらに先をゆき
このページを
閉じる日がやってくるまで
自分は心の空を書き続けていく。

              紗羅

最初は空白だった。
書き足したとしても
消してしまったら
また真っ新になる。

書いたり、消したり
数えたら分からないくらい
繰り返しながら
空白は埋まっていく。

自分のピースがはまるごとに
いろんな感情を知った。

喜怒哀楽だけではなく
自分でも良く分からない感情を
心は身につける。

それも自分に寄り添うことで
克服したり、学びとなった。

それは、今もまだ続いていて
一生懸命に埋めている最中
それがとても楽しくて忙しい。

そんな日々を生きながら
今日書いたこの詩も
自分の心の隙間へ埋まります。

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