言葉は要らない
無言なままで先をゆく。
対面するものは自分の感情
それも今は振り払い
行けるところまで追い続ける。
諦めの言葉はここへ置き
恐れや不安は深い呼吸の中へ
取り込んでいく。
目の前にある壁が消え
邪魔をしていた心が道を開け
見えぬ霧で支配された思いに
晴れ間が突き刺し光が覗く。
理由は求めず
自分が何者であるかさえ忘れ
ただ辿り着くまで
視線は鋭く追うものを見失わない。
夢や現実を自分に焼き付け
心に映る景色は向かうべきもの。
この先にある笑顔を見るために
貫き通すことを忘れない。

　　　　　　　　　　　　　　紗羅

言葉を並べて
考えてばかりいたら
何も進まない。

男や女を忘れ
年齢も忘れてみよう。

自分の感情や性格は一旦置いて
ただ、目の前のことに取り組む。

頭を悩ませ考えて
瞬きを忘れるくらいに集中して
一生懸命に汗を流したりしながら

真っ直ぐに向かっていきたい。

何事も初心忘るべからず。