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題名 「思考力」

自分が決める限界値
その場に立つ
等身大でいる今。
ここから退いていくのか
この場で揺れ動くのか
これからを開拓していくのか
感情と理性が蠢き
支配しながら
支配されるように
施錠された心を解き放つ。
時に情熱を持ちしなやかに
時に深沈のある趣を
交互に入れ替えながら
人格の形成を行い
それが言葉となり
伴う動きとなるように
人となりを生む。
日々の積み重ねを
いかに心へ留めながら
全身へ巡らせて
自身が知る世界と
そこから広がる外気の全てを
見えぬままで
無の境地を感じていく。

         紗羅

自分が大切にしている思考
「無からのスタート」

日常を生きる中
バイアスはどこにでも起きる。

きちんと答えが出る前に
決まってしまう先入観
第一印象もその一つ。

人間のクセと言うべきか…
おおよその
思考が出来上がる。

他の情報が入れるものなら
さらに膨れ上がるのが思考の渦。

そこで留まって
見たり触れることや

会話を交わしたり

動きを確認するまでの行程が

答えに辿り着いていくけど

ここでつまずいて
引っかかってしまうと

真反対のことを
答えとして
捉えることになりかねないし

決めつけも
ここで起こってしまう。

見えない思考を見極めるのは
まず無理だろう。

人には感情と理性
両極にいる思考があり

どちらに偏っても
鈍りが起こる。

自由に行き来出来れば
何よりだけど
思うようにいかないのが現実。

感情を行き来する間にある「無」

思考がゴタゴタしそうな時は
リセットをかけて

自分を含めた他の人達や
さまざまな出来事を
一旦、無に置き換えるようにしている。

絶対とか!
こうだとか!

自分の中で
収まっている分には良くても

他へ向けられる思いには
かなり不快を感じる。

思考は見えないものだけど
いつも羽やバネをつけるように

何処へでも行き
何処までも飛び跳ねて

どす黒くなっている思考渦から
すぐ抜け出せるようにしたい。

思考回路をショートさせないように
一旦休ませることを忘れず

限りなく広げたいし
繋げてもいきたい。

そんなことを思いながら
過ごす毎日です。

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