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題名 「旅人として」

予期せぬ旅が
ここから始まっていく。
存在する理由も分からず
今が視線に映り
先は何も見えないまま
ただ時だけは
流れるように過ぎ去っていく。
昇り行く太陽を見つめ
沈む夕陽を眺めるように
照らす月と瞬く星達を
見上げる日々がある。
肌で感じる
季節の予感と共に
自分の姿は大人へと向かう。
真っさらな状態から
生きていくと言う
過酷な旅路の途中で
右へ左へ折れながら
確かな思いを心は感じる。
未知なる光景が広がる中
だから笑えと囁くように
この心は呟く。

           紗羅

自分が旅人なんて…
カッコいい生き方はしていないけど

未知だらけを生きることは
旅だと思っている。

手探りで生きていく人生は
笑ってばかりいられないのが現実。

でも、笑い方を知らなければ
最期に笑えない。

だから人はたくさんの笑顔を
日々見つけていくのだろう。

歳を重ねて
そんな答えに辿り着いた。

過程を大事にしつつ
そこには執着しない。
終わり良ければすべて良し。

そうやって自分は旅を続けています。

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