雲の切間から覗く星空
瞳に星が流れていく。
夏の夜風にあたりながら
静かに目を閉じ耳を澄ませる。
何処かで鳴く虫の声
遠くで聴こえる花火の音
人々の賑わいも届いて
夏の夜はいつもはしゃいでいる。
陽が沈むこの時刻も
暑さは残り熱帯夜が続く。
そっと触れた肌は夏の日差しで熱り
この身体を夜空の下で
夏が消えぬように少しだけ冷ましていく。
まだ感じていたい夏時間
過ぎ去るスピードはとても早いから
この全身で浴びた夏の熱さを
心の奥へと焼き付ける。
夏に触れて　夏を感じて
目を開けたら雲が晴れていき
夏の星座が満天に漂う。

　　　　　　　　　　　　　　　紗羅

真夏の時期は
夜になっても暑いままです。

でも陽は照らないので
少しだけ冷却時間。

外へ出てみると
いろんな音が聴こえてきて

晴天の夜は　
空に星が見えたりします。

暑いと思っていても…。
そろそろ終わりに近づいているので
この夏の夜に浸りたいと思います。