翻訳本の良し悪しは「熱量」。(複数の翻訳本があれば最高)
海外文学を読んでいると、ときおり「?」となることがあります。
意味のはき違いと言うのでしょうか。
ストーリーの途中「このセリフって誰がいってたんだっけ」みたいになり
元にもどって読み返すことがあるわけです。
「自分が若かったから、意味がわからなかったのだ」などと当時は思いましたが。そうじゃなくて、翻訳の質だったのですよね。
戦後はたくさんの外国文学が一気に日本に流れこみ、日本国民は老いも若きも貪るように翻訳本を読んだそうです。なので需要に追いついていけず、翻訳もおそろか