言葉で殴り合ってでも、やらなくちゃいけないこと
私には、「あにぃ」と呼んで慕っている友達が居ます。
そんな私とあにぃは、時々ケンカをする。
ネット上での友達関係なので、ケンカは電話かラインを使った言葉での、ド正論での殴り合い。
お互い、精神的にとても傷つきます。
でも間違ったことを言っているわけではなくて、相手のこれからのことを思って言っていること。
その上ぐうの音も出ないほど「たしかに」と思うような正論です。
もちろん拒否したり否定したりすることもできるけれど、私たちはそれを選ばない。
「お互いの悪い所が見えたらそれを伝えあって、改善していこうね」と約束したからです。
私たちは性格がとてもよく似ていて、過去に負った心の傷の傾向も似ていました。
でも「どうしてああなったのか」を知ることが出来ないまま歩んできてしまった。
何が悪かったを聞く時間もなく、相手が去ってしまう。
そういう経験を持っていたから、「私たちは言い合っていこう」と約束をしたのです。
ただ、その結果が、言葉での殴り合い。
場合に応じてですが、大体はオブラートにはくるみません。
ワンクッションは挟むのだけれど、言いたいことをそのまま言います。
そうやって言い合ってきたことで「相手にとってこれだけは言ってはいけない」「自分のここが悪くて、今までこういうことが起きていたんだ」と、自覚を持てるようになった。
先日「そうやって指摘してくれる人が居なかったんだね」と言われたのですが、「そっちもでしょ!」なんて言いあったりしました。
今はこの友達の存在がとても大きく、大切。
私は大切にしたい人を大切にする方法が、これまでずっと分かりませんでした。
今はその方法を勉強中。
少しずつでもいい。
大切にしたい人をちゃんと大切にできる人になっていければと、今は思います。
sarari
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