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#恋するハンドメイド「 13.SNSをスクラップブックのように運用する 」

私の作家活動のテーマは「恋してもらえる作家になろう」。 ノウハウやテクニックに振り回される作家活動を手放し、恋を楽しむようにハンドメイド作家活動を楽しむ。 定期購読マガジン「#恋するハンドメイド」では、そんな私の作家活動スタイル、マインドについてシェアしていきます。

SNSとは、「好きな写真を集めて作るスクラップブック」のようだと思っています。

ただの日記や、つぶやきや、アルバムではなくて、「sarari」という世界を表現し、イメージを伝えて、覚えていただくためのツール。

でも、私は最初、SNSを「活動日誌」「広報活動」としか思っていませんでした。

作家活動初期はブログは「日記」だったし、Twitterは「独り言」だったし、Instagramは「アルバム」だった。

でもハンドメイド作家としてSNSと向き合うようになって、SNSの定義が変わっていったのです。

「活動日誌」「広報活動」から、「表現方法」へ。

そして、それぞれのSNSに「役割」も生まれました。

今回は「SNSの役割」のお話。

何かお役に立てたら、嬉しいです。


SNSをうまく使えなかった頃のこと

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ハンドメイド作家を始めたばかりの頃の私にとって、SNSは「活動の記録」であり、「広報活動の場」でしかありませんでした。

それ以外の使い方なんてないと思っていた。

しかも「どんなブランドと思ってもらいたいか」じゃなくて、「どんなブランドに見えているのか」という視点から発信をしていたのです。

「自分がどうしたいか」ではなく、「どう見えているのか」「どう見られたら、良いと思われそうか」という視点。

それは、当時の私の性格も反映していたように思います。

「自分がどうしたいか」ではなくて、「周りから見た『私のイメージ』に合うように動く」という性格を。

ハンドメイド作家を始めたばかりなのに、「周りからはシンプルでナチュラルな作品に見えているだろう」というイメージを作り上げて、そのイメージに合う発信をしようとしていたのです。

だから発信をしていても「自分がやりたいこと」を発信しているわけではなかったので、全然楽しくなかった。

もちろん、「sarari」というイメージも全く伝わりませんでした。

当時の私は、SNSが「イメージを伝える場所」だなんて、ちっとも思っていなかったのです。

「作品を買ってもらうために、作品を知ってもらう場所」

そんな風にしか考えられなかった。


「素の私」と「sarari」は、違う

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