今回は、Excelの知られざる機能、しかし、知っていると便利機能をお伝えします。

エクセルで行や列を隠すとき、「非表示」としていませんか？それよりも良い方法、あるんです。

非表示とした行と列

行や列を表示したくない場合、よく使われる機能が非表示。
表示したくない列をマウスをドラックして複数選択して、

選択した列の[列文字]の上で右クリック、

[非表示]をクリックすると、

列が非表示になりますね。この方法を私も長年利用してきました。

非表示とした列のデメリット

非表示とした場合のデメリットは、非表示とした列を探しずらいこと。
方眼用紙とするExcel利用法では特に探しずらい！

「パッ」と見て下図、どこの行と列が隠れているかわかりますか？

非表示とした行や列はとにかく探しずらいのです。
探すのが嫌になって、複数列選択を広めに設定してから、列の列文字の上で右クリックし、再表示とすると、

再表示したくなかった列まで再表示されることがあります。
（下図だと、単価と金額がともに再表示されてしまった例。金額列は再表示したくなかった。。）

さらに、非表示を段階を付けて設定したい！などもできません。

グループ化

こちらも非表示と似た機能ですが、各段に便利です。

複数列を選択して、

メニュー[データ]の中にある[グループ化]をクリックして、

グループ化とすると、

グループ化状態となります。この[－]をクリックすると、

列が非表示となります。

グループ化のメリット

どこが非表示になっているか、パッと見てわかりますね。
段階をつけた非表示もできます。

編集後記

どうでしたか？Excelのグループ化！

昔のExcelには無かった機能。「非表示」で満足していたら時代遅れになりますよ！

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