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コスメを買うことに抵抗があった私が変われた理由

ときめくコスメに久しぶりに出会った。

大好きなAmplitudeが終了した後、色々なブランドのコスメを見て「かわいいな」」「きれいだな」と思うことはあっても実物を見に行きたいと思うほどではなく、しばらくはコスメを買うことはないのかもしれないなと思っていました。

それが2ヶ月も経たないうちに変わりました。

これから書いていくのは、前半はただただコスメがかわいいという話、後半はコスメを買うことに抵抗があった私がどうやって今のようにコスメ好きになれたかという話です。

後半の方が本題ですが、コスメもかわいいのでお時間があれば前半も読んでいただけると嬉しいです。

OSAJI 2024 SPRING MAKE UP COLLECTION

色を添える

色は心。
もう少し思いを乗せたいときには、色をつける。
あなたに渡す。自分自身に確かめる。
今の私の気持ちを。

色は心。
もう少し楽しんでもらいたいから、脚色する。
そこにささやかな気持ちを込める。
あっと驚いてくれたら、うれしい。

色は心。今日はなに色、どんな色。

https://osaji.net/special_products/makeup2024spring/

「今の私の心はどんな色だろう?」と考えてみると、昨年末から悲しいことやモヤモヤすることが続いて鬱々としていたせいか思い浮かぶのは黒やグレーなどの暗めの色。でも本当はそろそろ明るい色になりたい。

そう思って商品ページを見てみると、ワクワクしてきました。
ビビッドな明るさではなく、くすみも含んだような色が私の気持ちにぴったりだったからかもしれません。

ちょうどその夜に商品を紹介するインスタライブがあり、それを観ながら各商品が紹介される度に「かわいい〜」と独り言を言ったり、うっとりとしてため息を漏らしたりし、久しぶりにコスメを買いたい欲がむくむくと湧いてきました。

そして今日、店舗に実物を見に行きました。

もう見た瞬間からわくわくし、BAさんにタッチアップしてもらってさらにテンションが上がりました。

目的はアイシャドウだけでしたが、BAさんが「アイライン引いてみませんか?」「リップもつけてみませんか?」などと提案してくれ、最終的にはマスカラとチークも塗り、顔はすっかり春になりました。

私が購入したのはこの4点。

ニュアンス アイシャドウ d18 夢の国

きらめきと透明感、血色感をもたらす、美しいくすみ感のパープル。

私の肌に乗せるとパープルと言うよりピンク感の方が強かったです。かわいすぎず大人っぽいピンク。
BAさんに塗ってもらって目を開けた瞬間に「好き!」となりました。最近の私は「かっこいい」への憧れが強くてピンクを避けがちだったのですが、やっぱりピンク好きだなぁと実感しました。これからは「かっこいい」にこだわりすぎずに好きなものを好きな時に使おうと決めました。

ニュアンス アイシャドウ d19 旅行記

ブルーのクラッシュパールが澄んだ印象を添えるクリアカーキ。

私にとっては挑戦色。パーソナルカラー的には似合いづらい(カーキのドレープを当てたら5歳くらい老けて見えた)のですが、インスタライブで見て「きれいだな」と心惹かれ、「透け感があるので誰でも使いやすい」とOSAJIのメイクアップアーティストさんが言っていたので挑戦することにしました。

実際につけてみると、見た目以上に使いやすい!本当に透け感があるので、ほんのりカーキという感じで、目周りがくすんで見えることもありませんでした。

夢の国をベースに旅行記を目尻にポイント使いしてもらったのですが、これがかわいくてかわいくて・・・!反対色の組み合わせが好きな私にはツボでした。
「あの着物に合わせたら絶対に良いだろうなぁ」という想像も膨らみ、楽しくなりました。

旅行記をベースにしたらかっこよくもなれ、幅広い使い方ができそう。

ニュアンスリップグロス 11 任せて

ブルーを中心とした多色パールがきらめく、クリーミーなパープル。センシュアリティと快活さを唇に。

塗ると少しスースーするグロス。そのスースーのおかげで唇がぷっくりするのだそう。グロスだからか見た目よりも軽やかな色で顔色が明るくなりました。「春が来た!」という感じ。「あぁ〜、かわいい!」とテンションが上がる商品でした。
普段グロスは使わないけど、これを機に使ってみようと思い購入。

ニュアンスボリュームマスカラ 07 さまよい

コンクリートのように都会的なグレーを含むマリンブルー。深みとまろやかさを併せ持つ色で、まつ毛の色と重なりながら印象的に発色します。

1番感動したのがこのマスカラ!ブルーにもグリーンにも見える絶妙な色で、カラーマスカラだけど色を主張しすぎない、でもちゃんと色は感じるという私の好みにぴったりなマスカラ。
Amplitudeのカラーマスカラが大好きで、今後好きなカラーマスカラには出会えないんじゃないかと思ってたけど、早々に出会えました。
抜け感が出て簡単におしゃれになれました。ぜひ試してみて欲しい!

どれも本当にかわいくて、家に帰ってからも鏡を見ながら「はぁ、かわいい・・・」「良い色だなぁ」と呟いたりニヤニヤしたりしていました。それくらい魅了されました。

やっぱりコスメって気分を上げてくれるなぁ・・・

BAさんも親しみやすいし話しやすくて、私が通っている眉サロンの話などもできて楽しかったです。提案も押し付ける感じではなく本当に楽しそうに商品のことを話してくれて、このBAさんから買えてよかったなと思えました。


コスメを買うことに抵抗があった私が変わった理由

さて、長々とコスメについて書いてきましたが、本題はここからになります。

これから書いていくのは、私は元々コスメを買ってニヤニヤするような人間ではなかったよ、でも今は変わったよという話と、どうして変われたのかという話です。

まずざっくりとどうして変われたのかをお伝えすると、自分が何を信じたいのかが明確になったからです。

私は子供の頃から外見にコンプレックスがあり、中学生や高校生になって周りがメイクをし出しても「私がメイクに興味を持つなんて分不相応だ」と思っていました。だからデパートのコスメカウンターなんて足を踏み入れてはいけないと思っていたし、ドラッグストアでコスメを買うにも人がいないのを見計らって商品を選んでいました。

でも、本当は心の奥では「もっとメイクのことを知りたい」「デパコスも買ってみたい」と思っていたんです。

もっと前の子供の頃、幼稚園や小学校低学年の頃にクリスマスだったか誕生日プレゼントだったかに子供用のメイクセットを買ってもらうくらいメイクに興味を持っていたし、キラキラしたコスメを見るのも好きでした。

しかし、年齢が上がるにつれ色々な声を聞くようになると、その気持ちを封印するようになりました。

私がメイクへの興味を封印したきっかけとなった言葉は主に2つ。

1つ目は、「一重はブス」。

特定の誰かが言ったわけではないけど、私の学生時代はそういう考えが当たり前でした。目は二重で大きいのが美しいとされ、一重の子はこぞってアイプチをしていました。でもアイプチをしたらしたで「あの子アイプチしてるよね」と陰で笑われる。

私も一重で、一度だけ家でしたことがありますが、あまりにも二重が似合わなさすぎてやめました。

雑誌に載っている一重向けのメイクも、いかに目を大きく見せるかのテクニックばかりで、「一重はブス」という考えが深まるばかりでした。

2つ目は、「ブスが美容のこと語るな」。

これは、私が中学生の時に観たトーク番組で、ある男性お笑い芸人が放った言葉です。

当時は女性のお笑い芸人は「ブス」と外見を揶揄されて、それが面白いとされている時代でした。

ブスとされている女性芸人が「私は美容のために半身浴して美顔器でマッサージしています」と言った時に司会の男性芸人が言ったのが「ブスが美容のこと語るな」。

番組の出演者は笑っていたけど、私は全く笑えませんでした。

そうか、ブスはきれいになる努力すら許されないのか・・・
一重はブスだし、そんなブスはきれいになりたいとも思っちゃいけないんだ。

そう思ったからです。

そこから「私がメイクに興味を持つなんて笑われる」「私なんかがコスメを買ったらバカにされる」と考えるようになり、メイクへの興味を心の奥深くにしまいました。

そこからどうやってまたメイクに興味を持つようになったかというと、コーチングを受けたことと「この人の言葉を信じたい」と思える人に出会えたからです。

コーチングを受けていく中で、私は人の目を気にしすぎるがために自分の気持ちを押し殺して周りの価値観に合わせているということに気づきました。

「メイクに興味を持ちたい」という気持ちを思い出したのも、どうしてその気持ちを封印するようになったかを思い出したのもコーチングがきっかけでした。

外見のコンプレックスについてセッションで話していた時に、当時のコーチから「何で自分のことをかわいいと言っちゃいけないの?」と聞かれたんです。

コーチ自身も過去に外見コンプレックスがあり、それを克服するために「私はかわいい」と鏡に映る自分に向かって毎日言っていたそうです。

その方法を提案された時に「自分で自分をかわいいだなんて言っちゃいけない」と私が答えると投げかけられたのが上記の質問でした。

「自分で自分をかわいいだなんて言っちゃいけない」なんて私の中では当たり前すぎて理由なんて初めは思い浮かびませんでしたが、じっくり考えて行き着いたのがメイクへの興味を封印するきっかけとなった言葉でした。

私は世間一般の言葉(「ブスが美容語るな」は一般的かどうかは分かりませんが、当時の私はそう思っていました)を信じて、周りの人達の目を気にして、メイクへの興味を心の奥にしまったんです。

そして、本当はどうなりたいかを考えてみると、もっとメイクのことを知りたいしデパコスだって買ってみたいという気持ちを思い出しました。

思い出せてもすぐに変われたわけではありません。

笑われるのもバカにされるのも怖い。コスメカウンターに行って冷たい対応をされるのも嫌だ。そんな気持ちが強かったからです。

そんな私を変えてくれたのが、メイクアップアーティストの吉川康雄さんとまゆげの先生Ruiさんです。

それぞれ過去に記事にしているので、詳しくはこちらを読んでいただけると嬉しいです。

吉川康雄さんについての記事

Ruiさんについての記事
(記事を書いた当時はLeiさんというお名前で活動されていたので、本文中のお名前が今とは違っています)

お二方とも「二重が良くて一重は悪い」という考えを持っておらず、人それぞれに美しさがあるという考えを持っていらっしゃいます。

私は世間一般の声よりも、このお二人の言葉を信じようと決めました。

気持ちが揺らいだ時は、お二人の言葉を思い出していました。私には心強い味方がいる。そう思えるだけで、「私だってメイクに興味を持って良い」という気持ちに立ち返ることができたし、色んなコスメを買ってみようという挑戦意欲も湧いてきました。

思い返すと、お二人の言葉に出会う前も挑戦はしていました。デパコスのことが全くわからないのに、デパコスをメインに紹介している方のメイクレッスンを受けに行ったり、その方に紹介してもらったコスメを買いにデパートのコスメカウンターに行ったり、美容系のオンラインサロンに入ったり。

自分の行動力を褒めたいです。

「一重だからブスだ」という価値観は信じたくない。「一重だってかわいくなりたい、きれいになりたいと思って良いし、誰にだってメイクに興味を持つ権利はある」という自分の価値観を確立しようとしていたんですから。

お二人の言葉に出会うまでグラグラしやすかっただけ。

まとめると、
コーチングを受けたことで自分が持ちたい価値観に気づいた

それを固めるために行動した

信じたい人に出会ったことで、揺らぐことが少なくなった

コスメを買ってニヤニヤするようにまでなった

今でも美容整形外科のCMを観て「やっぱり一重はダメなんだ」と揺らぐこともあるし、「コスメカウンターは怖い」と思うこともあります。

そんな時は自分がどうしたいか・どうなりたいかを思い出したり、吉川さんやRuiさんの言葉を思い出したりしています。コスメカウンターで冷たい対応をされた時は、もうそのカウンターには行かないと決めることもあります。

自分の本当の気持ちがわからないと、周りの目を気にしすぎたり、周りに合わせて苦しくなってしまうことがあります。

私はメイクへの興味を思い出せて、色々なコスメに挑戦できるようになったことで、以前よりも心が軽くなったし日々が楽しくなりました。

もしもこの記事を読んでくれているあなたも周りの目が気になって何だか苦しい場合は、公式LINEにメッセージください。本当はどうしたいか、どうなりたいかを考えるお手伝いをさせていただきます。


無理矢理ポジティブになる必要はない。
じっくり自分と向き合って、昨日より今日の自分を好きになる。
自分自身も挑戦しているライフコーチです。

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