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店舗スタッフから独立するときに知っておくといいこと



今回は、美容健康業の店舗スタッフから独立して、個人サロンをオープンする際の注意点について書いていきます。なぜ、この件について書こうかと思ったのか。それは、スタッフから個人サロンとして独立した際に、苦悩している人が多いから。

特に多いのが、これまで店舗では指名ナンバーワンだった。売上ナンバーワンだった。なのに、個人サロンをオープンしたら集客できない、リピートされない、お客様が定着しない。どうしよう・・・。何をしたらいいのだろう・・・。と焦りを感じるかたが多いのです。

そして、どうにも解決の糸口がみつからないまま、最終的には、広告や予約サイト、HP業者に課金し新規集客にお金と時間と神経を使ってしまうようです。これでは楽しくないし新規が来るまで焦りも感じます。

では、なぜナンバーワンを取れる素晴らしい技術や接客を以てでも、このような状況になるのでしょうか。それは、


「店舗スタッフの感覚で独立するから」


実は、店舗スタッフと個人サロンセラピストの環境は、似ているようで全く違う環境です。独立する前にまず、そのことを知っておく必要があります。

ですので、不安な状況にならないためにも、お客様にも喜ばれながらお仕事するためにも、独立するときは店舗と個人サロンの違いを分析検証し、


「個人サロンのセラピストの視点と思考」に切り替えましょう。

さらに言うと「個人サロン運営」と「スタッフを雇う経営者」は、また違う視点と思考を持つ必要があります。店舗スタッフ、個人サロンセラピスト、店舗経営者、それぞれ畑は同じでも、脳の中は全く違うものになり考える範囲も行動力も全く違うものなんですね。


では、今回は、店舗と個人サロンの3つの違いを端的にお伝えします。これが分かると独立するときに「何をすればいいか、どのようにアプローチすればいいか、何が必要か」が分かるのではないでしょうか。そこを自分自身で精査することで、視点や思考が変わります。興味のある方はぜひ読み進めてみてください。



1,お客様の来店動機が違う

店舗利用・・・技術や店の雰囲気、近い、手頃など利便性で利用する
個人サロン・・・セラピストに安心感と少しの信用を持って利用する


2,お客様の目的が違う

店舗利用・・・今の辛い状況をなんとかしたい
個人サロン・・・長年の辛い状況をなんとかしたい


3,お客様のタイプが違う

店舗利用・・・いつでも受けれる状態が安心
個人サロン・・・信用できる人に最初からお願いする方が安心



如何でしょう。端的過ぎたでしょうか汗。

こう見ると、店舗を利用する人と、個人サロンを利用する人の違いが分ると思います。

個人サロンをオープンするのに


店舗と同じ宣伝では人は集まりません。(興味関心を持たれない)
店舗と同じキャッチコピーでは惹かれません。(集客できない)
店舗と同じ接客では喜ばれません。(リピートされない)


個人サロンを利用する人は、長年悩んでいる辛い状況をどうにかしてもらうために、あなたに安心感と少しの信用を得て利用したいと思っているのです。

では、そのために私たちは何をするべきか。

ということころ、自分自身で考えて分析精査してみてください。
そこから、あなたのサロンの特徴が浮き彫りになり、あなた自身を求めて来てくれるお客様が集まると思います。


おまけ

ある自宅サロンのセラピストが「わたし、店舗で働く方がいいのかなと思って」と話していました。お話をする中で「考えてないです。考えたことないです。考えませんでした。」という言葉が出てきました。

個人サロンをオープンしたのなら、常に仕事のことを考える必要があります。特に、軌道に乗るまでは脳ミソがガチガチになる位寝る間を惜しんで考え、行動し、分析し、修正し、また行動する。その繰り返しなのです。

個人サロンって総合力が必要なんですね。
集客力、発信力、分析力、考察力、思考力、洞察力、提案力、誘導力、営業力、決断力、行動力、おもてなし力、アイデア力、コミュニケーション力・・・など。どれが欠けても上手くいかないのが個人サロンです。

試行錯誤しながら、苦手な部分を補い、お客様に喜ばれるあなたのサロンを作っていってください。


さらにおまけ

メニューや価格設定などのご相談も受けています。
比較的個人サロンは、店舗さんよりも単価は高い傾向になります。
それでも大丈夫です。
なぜなら価格の手軽さではなく「あなたで選んできているから」です。
あなたにお願いしたいから、近くの同じような店舗さんより少し高くてもお願いするのです。なぜなら、その方が安心だから。

例えば、美容院でも「指名料」がありますよね。

料金を払ってまで指名するにはそれなりの「理由」があるからです。
その理由の一つに「失敗したくないから」というのがあります。
あの人はこうだった、ああだったと残念に思いたくないのですね。

思い出してください。個人サロンには「あなたに安心感と少しの信用を持ってきてくれます。」だから私たちが安さをウリにしても、あなたという存在や考え方、在り方などに安心感がなければ結局「利用されない」のです。

ぜひ、店舗と個人サロンの違いを認識して、疲弊しないサロン運営をしてくださいね。


「絶対失敗しない個人サロン運営のロードマップ」

はこちらから。先に述べた

個人サロンを利用する人は、長年悩んでいる辛い状況をどうにかしてもらうために、あなたに安心感と少しの信用をを得て利用したいと思っているのです。
では、そのために私たちは何をするべきか。

というところが分かります。
そのために私たちは何をするべきなのか。」
分かっているのといないのとでは、雲泥の差です。

個人サロン運営の全体像、本質、お客様心理を理解してから、個人サロンをオープンしてください。そして、これらが分かるロードマップです。お客様のためにぜひ知って行動してください!




個人サロンの利用するお客様心理はこちらから
2,3週間毎日読んでいたら、リピーターさんが増えてきました。
お客様からの反応が変わりました。予約が増えました。リピートのお話もできるようになりました。という声もいただいています。(現在20名が利用)
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思考と視点をかえて、お客様も私たちも幸せなサロンになりましょう。







いつも読んでいただきありがとうございます。 お客様に喜ばれるサロンへ。セラピストが心から幸せだと思う仕事を。サロンが右肩上がりになるように、これからも発信を続けてまいります^^