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Another Horizon - Why I was confused

そもそもなぜ、Hageから昔お前のこと好きやってんで〜という打ち明け話をきっかけにHageとEくんを真剣に天秤にかけることになったのか。
過去のログを読み返すまでは現在の私にはもう思い出せなかった。

だけど、時系列にまとめる中で、Iちゃんとしていた会話ログの中で、答えが見つかった。もうそれは今までの記事の端々でもヒントがあったことで。

この時にも書いているように、Eくんは嫉妬深かった。
それはよく考えたら「彼女」であった私に対する感情としては当たり前のもので。

だけど私は普段から女の子以外にも、男の子たちとよく喋る人間だったから、Eくんといるとその「交友関係」が狭くなるのが嫌だった。

いや、むしろ私から言わせてみれば女の子と一緒に過ごすようにしようと気を付けていても結局HageやKuriといった“フレンドリー“な男子たちが私にちょっかいをかけに来るから結局男子たちとも仲良く過ごさないといけなかった。

私の理想としてはEくんと平和に付き合いながらも、Hage、モヤシ、マッチョ、Kuri、鹿などといったクラスメイトの男の子たちといじり合いながら過ごして行きたかったんだと思う。

冬休みが始まってすぐにクラスメイト+Grade10の彼女さん・Eくん陣で行った、あの人生で1番白けたカラオケランキング上位に入るであろう出来事がずっと引っかかってた。
Hageは彼女がいても他の女の子とも楽しそうに話すし、FちゃんとHageは互いにいつも一緒にいて楽しそうにしている。
一方Eくんと私は、お互いだけを見つめていないと納得してもらえないし、グループ交際なんてもってのほかだった。
それにEくんはすぐに感情が表情に出る。もっと上手く立ち回れないもんかね〜。誰にも言わないけど、一人そう、思ってた。

あの日、YHくんと少しMSNで喋ったからってショックを受けてわざわざMSNのニックネームを変えて「かまってほしい。僕は傷ついた」アピールをしてきたときだってそう。

こんなことだけでそんなことするかねえ…そう思った。
Eくんだって他の女の子とMSNでチャットしてるくせに。私だけがそんなこと言われる筋合いない。

Iちゃんはずっと私とEくんの関係はPerfectで、何の不満もないと思っていた。
それは私がEくんに対する愚痴を言わないから。
本当は、手を繋ぐ時だってハグをする時だってキスをする時だって、一つ一つチェックリストのタスクをコンプリートしていくみたいに急いで進もうとして欲しくなかったし、「〜していい?」だって聞いて欲しくなかった。だってそんな言い方をされると私に拒否権はないから。

Eくんを初めて認識したその日から、MSNで喋るようになった時からずっと彼は「私のことを好きな先輩」で、決して「友達」ではなかった。
反対に、Hageは出会ったその日から私の「クラスメイト」で「仲のいい友達」だった。

Hageとはくだらないことで冗談を言い合ったり、ふざけ合ったりして笑えた。Eくんとはどこか一線を引いていて、Hageとのノリとはまた違かった。
そりゃ二人の関係性は違うので変わるのは当たり前。そうなんだけど、私が思うEくんの悪いところと、Hageと過ごしている私の「楽しい」という異なる気持ちを天秤にかけて迷ってしまった。
その迷いはきっと、Hageの思惑通りに。

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