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あの話のその後のお話

こんばんは、副代表の川崎です。
このサルタックのゆるふわ日記ですが、当団体の理事がリレー形式で書いておりまして、ふと気づいたら100本以上の記事(記念すべき100本目は新米パパあおてつの育児日記)を重ねてきたようです。時々他のマガジンに書いているケースもあるので、リレーを始めての総数はそれ以上となります。
前回のイトウネシア杏子の日記は、ゆるふわ日記初の100以上のいいねがついており、国際協力のキャリアで奮闘するイトウネシアへの共感や励ましをいただいたものと思います。また、それだけ、多くの方が国際協力や国際機関でのキャリアにご関心をお持ちいただいているものと思いました。

国際協力とか海外留学というのは、常に思いと実態とのバランスに悩まされるものというのを私自身も感じているところですが、良いところも難しいところも触れられる当団体のNOTE、引き続きお読みいただいた方に何かヒントとなるよう、お役に立てれば幸いです。
(もし本当に参考になったなら、是非有料記事の購入や、団体への寄付をいただければもっともっと幸いです)

さて、そんなゆるふわ日記のバトンが回ってきて何を書こうかと考えていたところでしたが、今回はいくつか小ネタのような感じで書こうかと思います。

題して、あの話のその後のお話。


1.「ベトナムでTOEIC受けてみた」のその後

前回の私の記事が、ベトナムで日本とは異なるTOEIC受験の体験記をご紹介いたしまして、果たして結果は無事に受け取れるのか、というところで終わっていました。
結論としては、特別想像もしていなかったようなこともなく、無事結果を取りに行くことが出来ました。
結果は、、、
前回よりスコアが下がっていたので、今度はしっかり準備してリベンジしたいと思います。。。

ところで、どうしてTOEICを受けたのかという理由で、一番がJICA案件に応募する際に評価対象者の語学評価で、10年以内のTOEICなどのスコアを提出しなければならない、というルールがあるためだったのですが、なんとそのルールが無くなった、というのが次のお話。

2.「開発コンサルタントのお話」のその後

4本連載でお届けした開発コンサルタントのキャリアネタですが、今年の10月1日にJICAさんのガイドラインの大幅な改定があり、私の書いていた話のいくつかが過去のものとなってしまいました。
ガイドラインは定期的に改定されるので、それをしっかりフォローしていくのは、JICAから仕事をいただくコンサルタントにとっては必須ですが、今回の改定は結構大きなものでした。
特に受注コンサルタントの裁量の増加と、プロポーザルの簡素化というのが実務担当者としては大変ありがたいところですが、それだけに、より責任も重くなったことと受け取っています。

で、ここが私の書いた記事と関係するところですが、今回の改定で
①格付けに大学卒業年次が明示されなくなった(大卒何年で何号というのではなく、過去の実績等で個別に判断されるようになった)
②語学評価のスコア提出が不要になった(提出を求められることもあるので嘘はもちろんご法度ですが)
ということになり、先日書いた記事も訂正する必要が生じていますので、こちらでその後として報告いたします。

3.「イラクの非日常な日常」のその後

イラク日記に追加があるわけではないのですが、イラクに2年間住んで、その間にいくつかの中東諸国を旅した経験から、個人的に中東やアラブ、イスラムの世界が好きで、地域の話題に関心が高く敏感なほうかと思います。
そのため、パレスチナ問題はどうも心をざわっとさせ、気が気でない状況にあります。自分が何かできるわけでもないし、非常に根が深く、日本で主に育った日本人には理解しきれない部分も多くある中、何かを主張するに値するわけでもないのですが、ただどのような命も、戦争で失われるのはただただ心が痛みます。
イラクに住んでいるときには、当たり前のように隣に武器があり、それらが自分を守ってくれていたことも事実なので単純に否定もできないのですが、暴力の応酬がどうにか止まらないのか、それに自分が何かできることがないのかと悶々とした日々に、ふと自分は何をしているのかと立ち止まりたくなります。
ウクライナもスーダンも、その他にも、この瞬間に紛争下にある命や生活があるということを忘れずに、自分の行動指針や価値判断の根幹に据えたいと改めて心に誓っています。

4.「ハノイ良いとこ、一度はおいで」のその後

そういえば、気づいたらベトナムに生活の軸足を移してから1年があっという間に過ぎました。バグダッドと比べたら天国のようなハノイで何不自由のない生活を過ごしていますが、この1年で学んだことのいくつかとしては、
①革製品はカビが生える(年中湿度が高い地域なのですが、ふと気づいたら革の手帳がカビだらけに。。。)なので、除湿器は偉大。
②ベトナムご飯のランチはバリエーションが少ない。基本、フォーかブンかごはん+おかず、たまにバインミーというサンドイッチ。なので、昼ごはんはほぼ毎週同じルーティン(で飽きる。。。)
③相変わらず運転マナーは無いに等しく(でもどんな道でも平気で渡れるようになる)、空気は悪く(AQI:Air Quality Indexで常にワースト上位ランキング入り)、青空はほぼ見えない(たまにうっすらでも青空が見えると必ず駐在員の間で話題になる)

ハノイ駐在は、湿度、大気汚染、道路横断、どんより空、ランチ難民、との闘いであることを覚悟してお越しいただければと思います。(が、モノは何でも買えるし、食事は各国そろっていておいしいし、基本人は良いし、治安も良いし、十分以上ですね)

以上、色々雑多に、あの話のその後のお話、でした。

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お知らせです!明日10月22日にJICA地球ひろばで、また11月5日にはJICA関西で、ユニセフネパール事務所の教育チームより現地職員が来日して、日本語で!お話ししてくれる超貴重なイベントが開催されます。理事の畠山との共同発表で、ユニセフや国連、教育分野(特に幼児教育)、ネパールに関心がある方など是非奮ってご参加ください

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