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【やったね告知】所属しているコワーキングスペースのパンフに寄稿しました

横浜市青葉区にある、コワーキングスペーススプラス青葉台さんの4月分パンフレットに文章を載せてもらいました!やったぜ!

会員さんだけでなく、近所の方にも見てもらうパンフだそう。どんな形でも自分の文章が人の目に触れるのは嬉しいので、また載せてもらえるように徳を積んどきます!

全文↓です。

題:余裕 執筆・ライター 小野寺美咲

もうちょっと気持ちに余裕があれば、色々できるんだけれど。
なんて思いながら、つい、余裕をすり減らすように生活してしまう。恋愛に仕事、家事や育児。人の面倒ばかりみて、「それなりに楽しいこともあるし、毎日悪くない」と胸を撫で下ろして、自分のことはどんどん後回しにしてしまう。それもとても大事なことなんだけれど。自分を最優先にして、好きなこと・すべきことを思いっきりやる時間もまた、かけがえないですよ。そして、その余裕をつくるには、それなりの環境が必要。

 利用者である私が思うに、ここスプラス青葉台は「余裕をつくるための場所」である。ひらかれた清潔な空間に、適度な会話があって、各々仕事や勉強に没頭したり、本を読んだり、好きにやっている。ひとりきりゆえの不安や怠惰、騒がしさからの焦りや諦めと、遠い場所にある。だから、ボーッとできる。スプラスで日の当たるソファに座っていると、昨日の苛立ちとか捨てられない人間関係とか、そういうものがいったん、いい意味でどうでもよくなってくる。そのうちに、まぁ、せっかく来たしやることやりますか、と思えてくる。
たまには、他の会員さんとコーヒーを飲んだりして。お疲れさまです。忙しい? まだ冷えますね。それぞれが持つ円の、交わった部分を大切にするような交流をしながら、毎日時間がすぎていく。
 
 新年度。余裕をつくるための場所に、日々、新しい会員さんが増えていくのを実感している。
いいアイデアや、納得のいく創作、新しい視点や心の余裕が生まれたなら、最高。良い感じにどうでもよく思えたり、ボーッとしたり、とりあえず今日の作業が終われば、上々。ここは、そういう場所です。コミュニケーションが苦手、人と話すのも億劫、そんな人でも全く問題なし。私も遠い昔の学生時代にはいっつも教室の隅にいたし、ここ最近は花粉症でちっともやる気が出ないので、端の席で大人しくしている。あなたなりの余裕が生まれる場所として、のんびり、ボーッと、時にキビキビ、快適な空間をみんなで守りながら、やりたいように過ごしましょう。

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