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ナニはともあれ

日々生活していると、どうしても頭ん中がメドゥーサになるときがある。
色んな事を考えたり考えなかったり、頭ん中の事を言葉にせずそのままにしておくとニョキニョキと何本も得体のしれないナニかが生えてきて蓄積していく。
最初はチンアナゴくらいのサイズなんだけど、次第に本数も太さも大きくなって結果、からまりあって太チンアナゴメドゥーサがいっちょ出来上がってしまう。

太チンアナゴメドゥーサになっちゃうと、くだらない事を考えようとするとチンアナゴたちが暴れて考えさせてくれない。真面目なことを考えさせようとしてくる。それは困る。生きていく上で困る。
なので、どうにかして巨大チンアナゴメドゥーサを収めたい。
あぁ神よ。どうにか私の頭の中のメドゥーサを収めたまえ。。。
と神に祈ってもメドゥーサを収めることはできない。
もう打つ手はないのか。。と途方に暮れていたときに最善の方法を思いついた。


そう、映画を観るのである。
そして絶対ポップコーンも食べる(これ重要)

分かっている自分でも分かっている。前置きが長すぎたことぐらい。
でも、堪忍してほしい。長澤まさみが言ってるって変換して堪忍忍してほしい。もしくは鈴木亮平が言ってるって変換して堪忍忍してほしい。
あっ二人が共演している「エルピス」ってドラマおもしろいから観てや~(何の効果もないけど宣伝したから、長澤まさみも鈴木亮平も名前を出した事を許してほしい。いやっ許さへんで!ってなったら直接お会いしましょう(むしろ希望))

おっと脱線脱線。クリスチャン脱線。(謝罪)

とまぁ映画を観るのですよ。
基本は映画館でLサイズのポップコーンを抱えながら観たいけど、タイミングが合わない場合はサブスクという波に、その時一番いい波(観たい作品)がないかパドリングして(チャンネルこねくり回して)乗る(観る)訳なのよ。(先ほどのクリスチャン脱線の影響を受けてるだけなのでお気になさらず)

ほんで、その日はなんとなく邦画が観たかったから色々うろうろしてたら、
観たかったけど観れなかった作品を見つけて観たのでその感想を書こう思う。
ふぅ~ようやくたどり着いた。
それじゃあ「さる太と映画#1」いってみよう!


【ケイコ目を澄ませて】
耳が聴こえないながらも、努力してプロボクサーになってリングに上がり続ける女性の物語。
ボクシングの描写もとても良いんだけど、生きることが不器用な彼女が周りと触れ合うことで揺れる感情の機微がとても良かった。

自分が相手を100%理解するのは無理だし、相手に自分を100%理解させるのも無理。全て理解することさせることが正しいとは思わないし、理解できないさせない余白の部分で人は葛藤したり不安になったりダジバンダリ
でもそれが人間そのもので素晴らしく生々しいなぁって

結局何を言いたいかというと
素晴らしい映画だったのに語彙力がヤクルトの容器ぐらいしかなくて上手く説明できない悔しさ1000ということ
その悔しさもおそらく500くらいしか伝えきれていないから睡眠にはあまり影響がないと思われるってこと(ヤクルトだけにと言おうとしてギリギリ思いとどまった)

よしっ、太チンアナゴメドゥーサも落ち着いてきたようだし、またふざけた事考えながらラッセンが描くイルカのように躍動していきますか(しない)

【鑑賞のお供】
マイクポップコーン
コカコーラ






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