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汎心論(はんしんろん)とは何ですか?猿でも分かるように説明して下さい

汎心論を猿にも分かるように説明するなら、
「森の中のすべてのもの、木や川、石や花、猿たち自身にも、特別な力が宿っていると考えること」と言えます。

想像してみてください。森に住む猿たちは、普段から木々が風にそよぐ様子を見たり、川の流れを聞いたりしています。
ある日、彼らは、これらすべての自然の中に、見えないけれども感じられる特別な力があると気づきました。
木や川だけでなく、猿たち自身や彼らが見上げる星空にも、この特別な力が宿っていると考えるようになります。
汎心論とは、このようにすべての自然や宇宙に神が存在し、全てのものが神的なものによって満たされているという考え方です。

この視点からは、自然の一部である私たち自身も、神的な力の一部と見なされます。汎心論では、自然や宇宙のすべてのものに敬意を払い、それらを大切にすることが重要視されます。

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