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アメーバピグ

小学生のとき、世間で爆発的に流行っていたpcゲーム。いとこから教えてもらってからというもの、我を忘れるほどのめり込んだ。

初心者が集まる広場みたいなところに初めて出かけた。そこで私が発した第一声。

「こおおおお」

ko ooooと打ちやすかったから適当に羅列させた。相当頭がイカれた人か、子供かどちらかに思われただろう。タイピングはこのゲームのおかげで習得したと言っても過言ではない。

こんな阿呆なコメントに反応してくれた優しい大人たちがいた。男女1人ずつ。どうしたんですか?って聞かれた。よく無視されなかったよな。でもその後はちゃんと会話できていたし、割とまともな人だったと思ってくれているといいけど。

始めた早々、年齢制限がかかってしまった。
15歳以下はおでかけやピグともを増やす機能など一部の利用ができなくなってしまった。当時10歳かそこら。あと6年早く生まれていたら。何度も行き場のない感情に苛まれた。

当時はスマホがなかったので、みんなの娯楽がアメーバピグくらいしかなかったのだろう。数年前にサービスが終了してしまってなんだか寂しい。親に隠れてこそこそやっていたのが懐かしい。これでもかというくらい、画面に前のめりになってやってた。パソコンを起動させるときの音にわくわくしていた。ピグライフのbgmが好きだった。ほのぼのとしていて、癒されていた。嫌なことがあってもピグをやっていたときだけは忘れられていた。私の青春といえば、アメーバピグととびだせどうぶつの森だった。

今スマホ版のピグライフをやっても楽しいんだけどあのときの楽しさを超えられない。pc版よりプリ並みの大きさの目も選べるようになって進化してる。次から次へと季節ごとのイベントが始まって運営の頑張りを感じる。一番好きなのは、シナモンとアリスのときかな。ゲーム性からデザインまで何もかもが好みだったピグ。ここの会社に就きたいと思うくらい。

㌧←これ、プロフィールにつけてる人いたよね。意味はついさっき知った。

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