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2020.07.27  雨 24°/28° はもぐりアート

葉っぱに不思議な模様が刻まれているんですよ。きっと私が昼間お仕事に言っている間に、どこかから飛んできた虫が葉っぱの上をかじっているのか、はたまた這ったあとなのかなって。まあ多少のことならしょうがないかって、そのままにしていたんですけれど、どんどん葉っぱが白くなっていくので、これは何かがおかしいと思っていろいろ調べてみたら・・・

今日のカバーは 4匹の虫が隠れているよ です。

どうやらですね、この一枚の葉っぱの中に「ハモグリバエ」が潜んでいるってわかったんですよ。しかもまじまじと眺めていたのに、虫がいるとは全然気付きませなんだ。どうやら、ハエの幼虫が葉っぱの中に入り込んで食害をするんだとか。齧られていたのは正しいけれど、這った後ではなかったみたい。

わかりやすい。器用に葉っぱの表と裏の間に入り込んで食害をしているっていう。別名「絵描き虫」とも言われている。って、なるほど確かにって一人頷いていたわけなのです。遠目から見るとなんだか不思議と食害の跡がアートにも見えなくもない。なんだか不思議だなぁって観察するのも面白かったのだけれど、きっとなす君からしたら大迷惑であって、成長を阻害されているってことだと思うのです。

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アートなんて言ってられない

そう思ったら、怒りが湧いてきて、一気に逆のスイッチが入ってしまいました。だってのんびりしている間にも食害されていると思ったら、いてもたってもいられなくなってしまって。上半身裸で涼んでいたので、一気にTシャツを着て、庭の苗床に駆け出しました。そしてこの記事を書く前に20分くらいかけて、黒秀なす君の葉っぱをこれでもか!ってくらい凝視してですね、一匹残らず地獄の底まで追いかけて行って、見つけてしまった食害虫たちは私の指を使って全て捕殺してきました。もう私の目はごまかせないぞ!って鼻息を荒くして、終わった後も未だにいきりたっております。

なんで怒りがおさまらないかって、勢いよく階段を駆け出した瞬間にテーブルの角に右足の小指をぶつけて、転倒したから。地獄にまで追いかけていく前に、先に私が地獄の痛みを味わいました。そう虫ではなくって、自分に対していきりたっているのです。完全に調子に乗りました。本当にありがとうございました。

完全に自分で招いたこと。怒りが湧いてきた瞬間に、小指をぶつけたので、きっと神様が頭と小指を冷やしなさいって言っていると思いました。

私は少年のような気持ちを忘れたくありません。


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そろそろ植え替えたいけど雨が・・・ね

もちろん今日の朝も大雨スタートで、畑には行けませんでした。週間の天気予報を見ておりますが、梅雨の悪あがきがすごいですね。いつまであなたは居座るんですかって感じ。最近山梨時代の知り合いの農家さんと話をしましたが、すももや桃の収穫にも大変な影響が出ているみたい。日照不足や長雨によって色がつかない、実が割れてしまうとか。一年頑張ってきたのに直前でダメになってしまう無念さを知っているので、なんともいたたまれませんね・・・

今時点では、新規就農とかどうなっているとかは知らないですが、ますます新しく農業を始めるには厳しい時代になってしまったのかな。それでも、私にも風が吹いてきたら、また山へ戻ろうって気持ちが湧いてくるのかしら。

今の私はもう少し、趣味の畑でやりたいこと。できることをやっていくだけ。その先にまた新しいものが見えてくるのかもしれません。

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