この日のことも
息子を「かけっこ教室」に連れてきて、自分は公園を散歩する。あたらしい習慣がはじまった。
散歩の間、編集を終えたばかりのポッドキャストを聞いていると、「よく読み返す自分のブログ」として挙げた自分のエントリのことが気になってきて、今日また、あらためて再読してみた。そのタイトルは「客の来ない店で番をし、よく乾いた木で筏を組む」という。
これにはスマートニュースにいたときの気分がよくあらわれていて、懐かしい。自分にとっては、どんな写真や映像を見るよりも、この記事ひとつでその時代のことが鮮やかに蘇る。
そのポッドキャストでは、はてなブログを作った大西さんとUGCについて語った。公開の場にわざわざ自分の気持ちを書くことのかけがえのない価値について。
だからふと、散歩をやめてベンチに座り、グラウンドで躍動する息子と、散る桜を見ながら、ふと久しぶりにブログを更新してみる気になった。
きっとこの日のことも、また鮮やかに思い出せるだろう。
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