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2023年の読書

以前の執筆から随分と日が開いてしまいました。
コロナの中でオーストラリア→日本へ帰国し、その後は1ヵ月ニュージーランドにてワーケーションに挑戦などしてまいりました。
そのあたりについて、別途記載したいと思いますが、今回は2023年読んだ中で特別良かったもの・ためになったものをご紹介させていただきます。
*()内は、去年以前に読んでいたもの


経営に関わる本

  • 『チームの想像力を解き放つ』

  • 『ストレッチ事業開発マネジメント』

  • 『逆タイムマシン経営』

  • (経営リーダーのための社会システム理論)

  • 『Idea flow』

  • (the great game of business)

  • (The goal)

サステナブル関係の本

  • 『ドローダウン』

  • 『big pivot』 ←経営

  • 『the heart of business』 ←経営

  • 『パーパス経営』 ←経営

  • 『未来実現マーケティング』

  • (『クローゼットの憂鬱/シンプルなクローゼット』)

  • (『効果的な利他主義』)

社会・人生の本

  • 『Humankind』

  • 『グッドアンセスター』

  • 『あなたの生きる意味』

  • 『9割の社会問題はビジネスで解決できる』

  • (実力も運のうち/それをお金で買いますか?)

  • (アドラー心理学)

  • (ささやかながら徳について)

  • (生活の発見)

経営に関わる本まとめ


一言で要約すると上述の様になります

経営書は主にその時関わらせていただいてるお仕事、課題から読むことも多いのですが、去年から読んでいた三冊は時々立ち返りました。
今年の本では、上の五冊で、どれも個別具体の課題に対し役立つものでございました。

チーム・・チームビルディング、創造力(潜在能力)の発揮について
ストレッチ・・リーンスタートアップの要素と、「あるものを使う」という親しみやすい経営概念
新規事業・・昨今オープンイノベーションの推進で国も予算を5倍以上つけましたが、その作法(方法・環境)を説いた良書
idea flow・・アイディアに困った際の処方箋
逆タイムマシン経営・・メディア、コンサルの提案にご用心

また『戦わない採用』も採用マーケティングの学習で拝読しました。
戦略>人材戦略があって(まずこのハードル・段階があって)、その人材戦略の1つに採用=マーケティング(カスタマージャーニーのように、入社前・入社後・退社後)という考えがある。従来型の採用・人材起用を疑問視していた自分にとって非常にためになりました!

サステナブル関係の本まとめ

一言で要約すると上述の様になります

今年は、特に小生にとって、サステナブル元年(本当の意味で、地球のこと、持続可能性のことを考え、仕事についた)だったので、その関連書が多く載っております。
温暖化については、これ以外も良書はたくさんありましたが(グレタさんの新作含め)ドローイングは絵もたくさんあり、何より一限して重要課題がわかる点が気に入っております。
もう少し「実際温暖化進むとどうなる?」などは、
『地球が燃えている』ナオミ・クライン
『地球の未来のため僕が決断したこと』ビル・ゲイツ
などが当然良書でございました。

社会・人生の本まとめ


一言で要約すると上述の様になります

今年、【人事の寺子屋】(*別の機会でお伝えいたします)に参っていたのですが、改めてビジネスマンとして生きる意味を考えました。
私が今腑に落ちる言い方ですと「いかに世界・社会は私を生かしたがっているか」と言い換えています。これは「自分は何をしたいか?」の延長線上では、自分の場合どうしても答えが出なかったからです。少し尊大に聞こえてしまったら申し訳ありません。。
その中でズバリ『あなたの生きる意味』に出会えました。この本では偉人もいますが、知られていない方もいて、それぞれに葛藤と自己反省を経て、この本で言うアダム2(悼辞の際に読まれるもの)の自己追求をしてきた方々ばかりでした。
ドイツ語で教養は、自己修業。ビルディングス・ロマンですね。その意味で教養溢れる世代・時代を超えた男女が煩悶している姿、打破していく様に、とても勇気づけられました。900円くらいとは思えない、素晴らしい一冊(上下で二冊)でした。
また関心のあった社会企業に関して「ついに来たか!」と思える会社様と本に出会えました。(『9割の社会問題はビジネスで解決できる』)もしCSV経営(Creating shared value) を挑戦されたい方、是非ご一読ください。
私は、以前から「enter the E」に感心していたのですが、なんと田口さんのところご出身だったようです。

全体のまとめ

ここに入った本は全体の読書の1割程度で、とてもシビアに選びました。
紫が本年初読みしたもので、それ以外が2〜3回目になります。
また、引っ越しに伴い、本棚をおっきく整理しました。*実家分含め
本当に今必要なものを座右に、大切なことは頭に入れ、整理することもとても重要と感じました。

読書するためには、それを下支えするプラットフォーム・環境が必要です。
本を買う行為はもちろん、それを可能にしているインフラ、ゆっくり読むための時間など。その全てのお陰で今年も学べました。ありがとうございました。
来年も予想のできない読書体験が今から楽しみです。

補筆
なお、漫画部門では、『諸葛孔明』『ブルーロック』『薫る花は凛と咲く』が最高でした。ほんとすごい漫画もたくさんあって感動です。

ご一読いただき感謝です。あなたにとって少しでも新しいこと、役に立つことを共有できていれば嬉しいです。ご支援はお気持ちとしてありがたく頂戴し活動に活かさせていただきます。