ささくれ

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マガジン

  • ショートショートまとめ

    今までに書いたショートショートをまとめたもの。

  • 映画 100文字あらすじ

    要約の練習のため、見た映画のあらすじを100文字でまとめます。

  • 散歩図鑑

    散歩で見つけた、うららかの記録集

  • 20文字『神曲』

    100歌を20文字ずつでまとめます。

最近の記事

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はじめまして。

はじめまして、 今読んで下さっている皆さん。 何度か読みに来て下さった皆さん。 そしてこれから読んで下さる皆さん。 ささくれと言います。 初っ端から良いわけをさせてもらうと、自己紹介を忘れておりました。もっと言えば、2,3記事を書いた辺りで、そういえば自己紹介しなくちゃな・・・と思っていたのですが気づけばnoteを始めて4ヶ月ほど経っていました。長かったような短かったような。 最初は続くのかな、どうかなと思っていたけれど思った以上に楽しくてニコニコしています。今こ

    • 『透明階段の気持ちよさ』 2024/4/29 日記

      子供の頃見た、名探偵コナンの映画で、怪盗キッドが高層ビルと高層ビルの間に(はたから見るとまるで空中に浮いているかのように見える)悠然と立っているシーンを今でも覚えている。そのころの私にはあまりにも衝撃的なシーンだった。 今思い返すとその衝撃は主に二つの思いに分解できる。一つは視聴者の視点として、どうして浮いているんだろうという思い。もう一つは己の視点として、どうして怖がらずにいられるのだろうという思い。 もちろん映画を最後まで見てしまえば、一番初めの視聴者の視点は解決してしま

      • 「大人になったと思うこと」 2024/4/10 日記

         気が付いたら四月になっていた。年を取るたびに、こういう、体感時間が短くなっている事実に驚く。地球が同じように公転して自転する限り、この世界を刻む時間というのは不変なはずだ。なのにどうして、日に日に(年々というよりも日に日にの方がなんとなく身近だ)体感時間が身近くなるのだろう。昔よりも一日一日を精一杯過ごしていないせいか。いや、そんなことは無い。昔は昔で、今は今で精一杯過ごしている。時には自分の力不足さに辟易することもあるけれど、それでも頑張って生きている。そうだろ?(初期の

        • 『束の間の一息を』 2023/09/30 日記

          訳あって数年ぶりに東京に来ることになった。 想像していたよりも人がずっと多いことに驚いた。 あっちを見てもこっちを見ても人、人、人、人。 電車も常に満員で、そこに更に人が入っていき満員の中の満員が出来上がる。そうなった電車は輪郭が少し丸みを帯びる。ぎゅうぎゅうに詰められた人々は大きな駅に着くと一気に外に溢れ出す。ドワっと。そりゃもう決壊したダムのようにドワっと。何かに急かされるように外に出て行く人たちはさながら波のよう。水分子が他の水分子を引き連れてずんずんずんずん行進して

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        記事

          ショートショート 『好奇心』

          とある国の中の とある集落の中の とある小さな森には不思議な湖があるという。 その湖は女神が住んでいるため、女神の湖と呼ばれている。 不思議というのは女神が住んでいることではなく、女神がする行動にある。行動とはこのようなものだ。 ・誰かが湖に物を落とす。 ・すると女神が現れ「あなたの落としたものはこれですか、それともー」と言い、落としたものと、それより価値の高いものを選択肢として提示する。 ・落とした人が正直に答えるとなぜか価値の高いほうが返却される。 というわけで、こ

          ショートショート 『好奇心』

          『くっせぇものが好きになった』 2023/08/06 日記

          子供の頃苦手だったものが大人になって好きになるということは誰にでもあると思う。 私の場合はブルーチーズだ。 あのくっせぇ匂いがクセになる。程よい塩気に強烈なうま味がたまらない。ワインとの相性も抜群だ。 昔苦手だったのに、今は好きってなんか不思議だ。段々好きなものが増えていく。歳を取るって悪いことばかりじゃないかもと元気が出る。 とはいえ、臭いものが好きになるってどういうメカニズムなんだろう。歳を取るにつれて味覚は衰えていくイメージだから、子供の時に好きじゃなければ、それは

          『くっせぇものが好きになった』 2023/08/06 日記

          『草津温泉へ! 下』 2023/08/05 日記

          草津温泉 露天風呂 草津温泉に着いた。今回の目当ては露天風呂。温泉街の方も凄く気になったけど、やはり”露天”という言葉に惹かれる。風呂は駐車場から少し遠いので頑張って歩かなければならない。歩きたくは無いけれど、このちょっとした運動が後の温泉をより良いものにしてくれるはずだ。空腹が最高の調味料なら、運動が最高の入浴剤?興奮剤?ムードメーカー・・・暫定。 入用料金700円。バスタオル・・・1700円。????え?高すぎない??そんなもんなのか・・・?持ってきてよかった~。 浴場

          『草津温泉へ! 下』 2023/08/05 日記

          ショートショート 『ごちそうの捕まえ方』

          商店街を歩く二人。辺りには食欲をそそる匂いが立ちこめていた。そろそろご飯時だ。 「今日のご飯なに~。」 「そうだなぁ、何食べたいの。」 「たまにはさ、良いお肉が食べたいよ。やわらかくて、ジューシーな感じのさぁ~。」 「よし、たまには奮発するか。」 そう言って、左側にある小さな店へと繰り出した。 「ねぇ、お肉屋さんは反対側だよ?」 「大丈夫、大丈夫。」 着いた先はお香屋だった。煙が悶々と立っている。えも言われぬ極上の香りではあるが、とても食欲をそそられるような匂いとは思えない。

          ショートショート 『ごちそうの捕まえ方』

          『時をかける少女』 100文字あらすじ

          女子高生の真琴は、ある日突然時を戻せるようになった。より良い今を作るはずが、時を戻すごとに少しずつズレていく友人関係。葛藤を抱え、それでも直向きに突き進む少女の姿をありありと描いた短くて長い夏の物語。

          『時をかける少女』 100文字あらすじ

          『キルビル1』 100文字あらすじ

          暗殺部隊の襲撃によってお腹の子供を失った主人公は復讐の女神となった。大迫力のアクション、特異なSE、多彩な武器の合間にコミカルを挟んだ膨大なパッチワークの中を、日本刀で切り分けていく主人公の復讐劇。

          『キルビル1』 100文字あらすじ

          『草津温泉へ行こう! 上』 2023/08/02 日記

          温泉に行きたーーーーーーーーーーーーい!!!!!! 行きたいねぇ! 行こう!! 温泉の支度 温泉と調べて、一番近くて一番興味を惹かれた草津温泉に行くことにした。 草津温泉、考えてみたらほぼ何も知らない。湯の花が有名だということしか知らない、つまり何も知らない。 知らないことに触れるってなんだかワクワクする。 財布、鍵、バスタオルをまとめて車に乗った。外は少し曇り。暑い夏はこのくらいが絶好のお出かけ日和だったりする。車のドアを開けると、車内に閉じ込められて窮屈そうにしていた

          『草津温泉へ行こう! 上』 2023/08/02 日記

          『千と千尋の神隠し』 100字あらすじ

          引越しの最中、千尋たち家族は奇妙な場所へ入り込む。ーそこは見たこともない世界だった。豚になる親、見覚えのある人?おそろしい湯屋の老婆。 珍客をもてなす莫大な湯屋を中心に起こる不思議な不思議な物語。

          『千と千尋の神隠し』 100字あらすじ

          『せんべいむしくん』 2023/08/01 日記

          ”せんべいむしくん”はいつからか私のバイト先に現れたマスコット的存在である。 名前の通りペシャンコにされた虫のことで、ペシャンコの度合いがあまりにも見事な物だから、僭越ながら”せんべいむし”と名前を付けさせていただいた。 彼の住処(許可をもらっていないので違法入居者だ)は、お店の壁と男子トイレのドアとを繋ぐ3つの蝶番の上から一番目と二番目の間だ。 始めて出会ったのはバイトを始めて3日が経った頃だったか。閉め作業のトイレ掃除を教えてもらっているときだ。店長がトイレの扉を開いた

          『せんべいむしくん』 2023/08/01 日記

          20文字『神曲』 地獄篇 第一歌 

          縮むダンテの手を引く詩人、地獄へ。

          20文字『神曲』 地獄篇 第一歌 

          『けだるげな』 2023/07/31 日記

          やっとこさ夏休み。今年こそは何かやろう!!と思いつつ毎年何も出来ていない。うーん、気負いすぎなのかもしれない。何もしなくったって良いじゃんか。そうでしょ? しかし、しかしそういってベッドに沈んでばかりもいられない。沈み込み過ぎて、寝相の型が取れそうなくらいになっている。また、上から見るとどこかの地上絵みたいだ。隙間の多い部屋だから沢山の引っ越し部隊が行き交う。天井、床、空中、壁、柱、天井。行ったり来たりはなんのその。どうやらあいつらには道路交通法は適応されないらしい。私が唯

          『けだるげな』 2023/07/31 日記

          『毎日食べたいもの』 2023/07/25 日記

          私が毎日食べたいお菓子と言ったら第一に思い浮かぶのはスノーボールだ。 雪玉みたいな、コロンッとした見た目。サクッとホロっとな食感。口に広がるバターの香りとほのかな甘味。 あの一口大の大きさも絶妙だ。頬張ると口内に丁度収まるサイズなのである。口いっぱいに多幸感。消えてなくなるまでの数秒を何度も何度も求めて手を伸ばす。カシュッ、ズズ…、カシュッ、カシュッ、ズズ…、カシュッ。コーヒーは最高のお供である。 ーー気がつくといつも無くなっている。もう少し買っておけば良かった…!!と後

          『毎日食べたいもの』 2023/07/25 日記