『透明階段の気持ちよさ』 2024/4/29 日記
子供の頃見た、名探偵コナンの映画で、怪盗キッドが高層ビルと高層ビルの間に(はたから見るとまるで空中に浮いているかのように見える)悠然と立っているシーンを今でも覚えている。そのころの私にはあまりにも衝撃的なシーンだった。
今思い返すとその衝撃は主に二つの思いに分解できる。一つは視聴者の視点として、どうして浮いているんだろうという思い。もう一つは己の視点として、どうして怖がらずにいられるのだろうという思い。
もちろん映画を最後まで見てしまえば、一番初めの視聴者の視点は解決してしま