7割くらいの人は知らない中国の話 #3 〜テンセント〜

昨日、汗拭きシートをパーティ開けしてしまいました。乾燥が気になって夜も眠れません。
やぎです。

中国一の企業ってどんな会社でしょうか?
ということで今回はテンセントの話です。

ゲームをよくやる人はご存知でしょう。

ざっくり何してる会社かっていうと、スマホのアプリつくったりゲーム作ってる会社です。
日本の人はたぶん、ゲーム会社だとソニーか任天堂が世界一だと思ってる人が多いでしょうが、
テンセントが世界一(規模の話であって個人的にはソニーが好きです)のゲーム会社です。
ちなみに時価総額でも世界で6番目に大きい会社と言われています。
ゲーム会社とは言ってもそれこそPS4とかXBOXとかニンテンドースイッチみたいなゲーム機を作ってるわけじゃないんです。
テンセントはどちらかというとプラットフォームを売りにしてる企業です。
コミュニケーションツールとゲームの連携させるのが強みです。
先ずはコミュニケーションツールについてです。
中国はアプリにも規制がありますので、アメリカとか日本で普通に使われているようなアプリがないわけです。
(FacebookとかTwitterみたいなメッセージアプリとかです。)
なので中国国内で独自のアプリを作ってそれでまかなっているわけですね。
それらの独自アプリを作っているのがテンセントです。具体的にはQQとかWeChatと呼ばれるアプリです。詳しいことが知りたい方はネットで調べたら出てくるので調べてみて下さい。
だいたいLINEみたいなやつって考えてもらって結構だと思います。

で、ゲームの方なんですけど、ゲームは開発もしてるし、様々な会社の株主でもあったりします。開発だと最近話題だったのはPUBGmobileとかです。(テンセントが作っているのに地元中国で規制され中国国内でプレイできません。)
また今世界中で爆発的な人気がある「フォートナイト 」のEPICゲームズとか、これまた世界中で最も人気のある「League of Legends」のライオットゲームズなんかの株主であったりします。
ひと昔前(今もかもしれませんが)中国はパクリの国とよく言われていましたね。なんとなくテンセントに感じているのは、テンセントは、パクリを通り越して会社ごと買って伸ばしている気がします。

アメリカで作ったけど売れなかった⇨テンセントが買い取る⇨自社の持つプラットフォームで盛り上げる⇨結果として流行る⇨利益。
といった感じです。
あくまで僕が考えているだけなのでちょっと違うかもですが。

ゲームのプラットフォーマービジネスって規模が大きすぎて、日本があんまり参入できてないことと日本の面白いゲームソフトが最近あんまり評価されていない事が個人的には悲しいですね。以上、テンセントのお話でした。
#中国 #中国経済 #ビジネス #テンセント #ゲーム