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井戸端会議に参加したかった。

※366日間チャレンジ、16日目。

今日は知り合いの方が開催するイベントに参加してきた。
『井戸端会議』と題されたそれは、わりと直近に開催告知されたんだけど、内容など詳しく書かれていなかったのに

うわ、参加したい

と感じて、すぐに申し込みをしたのだった。

初対面の方も多かったので(女性が10人集まった中で旧知の人は3人いた)、緊張もしたのだけど、私が行ってみて感じたのは、

私は特に何を教えて欲しいとか、何かを得るために行きたいとか、お客様としておもてなしされたいとか、そういうことは全く思っていなくて、

なんなら、得るものなんて何もなくてよくて、ただただ、

井戸端会議に参加したい、

それだけなのだった。

そういう機会、今、皆無なので・・・。

近所に知り合いもいないし、誰かと会うこともないし、夫が朝から仕事に行っている日は、夫が夜に帰ってくるまでずっとひとりぼっちでいる。
セッションが無い日は、話す相手もいない。

(セッションも、ZOOMがほとんどなので、直接人に会うこともない)

ほんとに思うのだけど、ZOOMでお会いするのと、直接肉体を持ってお会いするのとでは、全然違いますよね。
肉体の発する迫力って、すごいと思う。

なので、井戸端会議、すごく楽しかったのだ。

そして、女性が集まるならきっと美味しいもの(みなさんの差し入れ)がすごい量あつまるだろうな、と思って行ったら、やっぱりそうだった。
テーブルには、みなさんが持ち寄った甘いものしょっぱいもの、美味しいものが山盛りになった。

そして、ランチを各自持ち寄りしたのだが、私は実に2年ぶりくらいだろうか、今の家に引っ越してきてから初めて、お弁当を作った。
ちょうど前日に、酒田の農園さんから取り寄せたつや姫が手に入ったので、それでおにぎりを作りたかったのだ。

コロナ前だったら、みなさんの分もおにぎりを作って持って行ったところだったが、今はそういう雰囲気でも無いので控えた。

お弁当作りはすごく久しぶりで、しかも作り置きのおかずもなかったので、自分の分だけなのに、作るのに1時間以上かかってしまった。

不思議なもので、自分で作ったお弁当というのは、あまり美味しい感じがしない(理由はわからない)。それでも、おにぎりは、自分で握ったものでも、なぜか美味しく感じるのだ。

久しぶりに人と一緒に食べた自作弁当は、やっぱりあんまり味がわからなかったけれども、ランチを人と食べること自体が久しぶりで、すごく楽しかった。

ほんとに、学ぶことも得るものも何もなくていいから、井戸端会議にただ参加して、私自身は何も話さなくていいから、ただそこにいたい、と思った。
それだけで十分、十二分に、得るものがあるのだ。

それだけでもう、十分に、幸せなのだ。

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