we wish eternal

ゆらゆらと紫煙燻らせ
急がぬ道行きを穏やかにしながら
ただ音と向き合う毎日です

寒さにも慣れてきた頃の
賑わう街並みを眺めて思います
君が幸せでありますよう

歌を彩ることを愉しむために
昨日を悔いる気持ちを
幾らか宥めながら

「君が好きだ」と
ひとつ呟いた

眠れない日も少なくなり
落ち着いた心は君からの贈り物
そっと愛でるように過ごします

僕を歌う色髪のシンガー
願いは止まないみたい
人を信じられそう

「君が好きだ」と
ひとつ呟いた

好きな空があるこの街で
明日を願い過ごすことを重ねてみて
また祈りを少し深めます

僕等って言えたなら

既知にも似た雲はまるで煌めくよう
二人が願うのは
いつかじゃなくてこれから

「君が好きだ」と
ひとつ呟くようにして僕は
愛の歌を幾つも重ねていくよ

またきっと
約束した懐かしむ過去こそが
大切だってことを少しだけ理解できた

長い手紙を記すように
日常の想いを認めるように
ギターを抱え爪弾きながら