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「今や最大野党・文春?」 毎週水曜を待つ「文春スクープの国会」の様相の国会! 自民党議員らはビクビクしてる現実 ➠随分と野党に辛辣な記事だと思ったら産経だ 存在意義がない日本の大手マスコミ

【「今や最大野党・文春?」 毎週水曜を待つ「文春スクープの国会」の様相の国会! 自民党議員らはビクビクしてる現実 ➠随分と野党に辛辣な記事だと思ったら産経だ 存在意義がない日本の大手マスコミ】
 産経新聞が【毎週水曜を待つ「文春国会」の様相に】の見出しで、きのう夜に報道した。
 本文中で「野党が記事の内容が明らかになる水曜日を待って、追いかける状況が続く「文春国会」の様相を呈している」と記している。
 産経の意図は、「文春に頼る野党の劣化」を報道したかったらしい。
 ネットでも、ほら見たことか!とばかりに「コロナの最中に、野党は国会でこんなくだらない事に時間を注いやしている」という、自民シンパやネトウヨの声が多く投稿されている一方で、随分と野党に辛辣な記事だと思ったら産経か。の声が上がってもいる。

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【週間文春のスクープはかなり以前からあり、今に始まったことではない】
 振り返れば、私の知ってる限りでは安倍晋三前首相の「森友疑惑」からだ。 ここで思うのが、大手マスコミの不甲斐なさである。「文春スクープ」を追従報道しているに過ぎないのだから。たまに、赤旗などもスクープ報道があるが、これはあまり追従報道しないのも違和感を感じる。
 確かに、今の国会での主題はコロナウイルス感染症であろう。だが、それだけやっていても時間は余るし、国会には委員会は沢山あるのだ。
 政治腐敗に関わる案件を見過ごす訳には行かないのは当然だろう。政府を監視して追従するのが野党の役目の大きな仕事でもある。
 ネットでは、この記事で #文春国会  がトレンドになりいろいろな声が上がっている。
 是々非々で論じるのなら、当然野党は安倍政権前から腐れきっている自公政権を追求するのは当然のことである。
 これを、ムキになって反論するのは「大事な論点」を意図的にかき消している投稿にしか過ぎない。

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【毎週水曜を待つ「文春国会」の様相に 産経新聞 3/19(金) 21:41配信】https://news.yahoo.co.jp/articles/b766e3b4a166966d61e28ff7fbb1c3dfd94c4a08

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 立憲民主党などの野党は今週、武田良太総務相が利害関係者にあたるNTTの澤田純社長と会食していたとして参院予算委員会や衆院総務委員会で攻勢を強めた。追及の根拠は週刊文春。2月以降、同誌が一連の接待問題を毎週報じ、野党が記事の内容が明らかになる水曜日を待って追いかける状況が続く「文春国会」の様相を呈している。
 国会質問は、ほぼ毎週にわたり水曜と木曜に繰り返されている。記事は毎週水曜にゲラ刷りが永田町に出回り、文春オンラインでも概要が報道され、木曜に同誌が発売されるからだ。
 立民は国会序盤の衆参予算委で、質問の大半を新型コロナウイルス対策に費やした。だが、文春オンラインが2月3日、総務省幹部が利害関係者にあたる放送事業会社「東北新社」から接待を受けていたと報道。菅義偉首相の長男の正剛(せいごう)氏が勤める会社であるため、スキャンダル追及を強めた。
 野党にとっては記事以上の追及材料に乏しく、国会質疑は堂々めぐりが目立ったが、文春オンラインが2月17日、総務省の秋本芳徳情報流通行政局長(当時)と東北新社側の会食時の音声を公開し、会話が同社の衛星放送事業に及んでいたことが判明すると状況は一変。総務省は翌週、秋本氏や谷脇康彦総務審議官(同)ら11人を処分した。
 立民内には「文春政局だ。毎週ドキドキしている」(党幹部)との声も。渡辺周幹事長代行は10日の記者会見で「残念ながら野党よりも週刊文春の調査能力のほうが相当先を行く」との現状を認めた。
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Twitterの反応ーー。
●たけし@sugi39sugi39
産経よ。気にくわないなら、少しはおべっかい以外のことしろ。
文春さん、毎週お願いします。この国が正常になるまで。
●ゆきやなぎ@WRIR9kg6AjBjZXx
ヤフコメでは文春を誉めてるが、週刊誌の記事で国会の議論が変わる事自体が異常。それこそコロナは二の次と言う事だ。文春砲を讃え喫緊の議題を後回ししても国民が喜ぶ··これ自体が国を弱体化してる事に気付くべき。
●msk@mskr1978
野党まだやるか政局だけの国会質問…税金の無駄だ。
役人の残業増えるのはお前らにも一端もあるからな。
どうせなら、人頼みではなく自分でネタ持ってこいや。
●ペネムズはやし@hayashi_penems
「渡辺周幹事長代行は10日の記者会見で「残念ながら野党よりも週刊文春の調査能力のほうが相当先を行く」との現状を認めた」
産経さんはどんな気持ちでこの一文書いたの?
自民に不利なこと書く気ないから他人事ですか?
●シオソ@石ころ@sion_shion_0701
随分野党に辛辣な記事だと思ったら、産経新聞でしたか。
文春がマスコミとしての役割を果たしているだけです。産経さんと違ってね。
●佐藤優樹(Yuki Sato) @株式会社ドリームフロンティア代表@satoyuki_jp
スクープするあの取材力といい、ほんと文春砲すごいな思う!
ビックリネタばかりだし、世直し文春て言われてるけど、こうやって忖度なしに報道するマスコミも唯一無二で現代では貴重な存在だと思う
●暖かく湿った空気@shimettakuuki
週刊文春の記事が先行しがちだけど、新聞社・テレビ局などの他のマスコミの取材能力はどうなっているのだろう?
ーー以下略ーー

【NHKも菅総理や二階幹事長を怒らせたアナが降板になったし、大手マスコミの報道記者がスクープ掴んでも圧力かかったり編集部の忖度でボツか】
 大手マスコミが、政権権力になびくのは安倍政権の時には酷かった。それは、官邸の官邸ポリスと言われる「内閣情報調査室」(内調)の存在である。実はこれに「電通」と当時総務相だった高市早苗氏が絡んでいる。
 テレビ、ラジオでは、電通を通じてCM企業を使ったり、総務相の高市氏などは電波法を持ち出して圧をかけて来た。あのテレ朝のニュースステーションなどは完全にそうだ。新聞などでも、広告会社への働きかけで、権力になびくように仕組んで来た。 
 森友、家計疑惑のときのマスメディアは、全く本来の仕事を果たさなかったではないか。そんな折でも文春は怯まずスクープを流した。
 
【これまでの、私のブログ内で「文集砲」あるいは「文集スクープ」で検索すると、30~40の記事が出てくる】
主な記事はーー
【「文春砲!」森友疑惑は終わっていない! 森友疑惑で自殺の財務省職員の遺書を全文公開「すべて佐川局長の指示です」 妻は佐川元局長と国を提訴へ】 
https://ameblo.jp/kin322000/entry-12582944735.html
「文春砲スクープ!」選挙買収河井夫妻の原資は自民党の1億5千万円? 溝手顕正は案里の1割の訳とは
https://ameblo.jp/kin322000/entry-12569047535.html
【「トドメでも検察動かず!」 ー桜を見る会・前夜祭で領収書を文春が入手!ジャパンライフ推薦枠認める】
https://ameblo.jp/kin322000/entry-12550497860.html
「文春砲!」菅首相の長男 総務省幹部を違法接待 決定的瞬間をスクープ撮影➠大手マスコミも追随報道
https://ameblo.jp/kin322000/entry-12654494430.html
などなどである。
この記事だけでも結果的に、森友疑惑で自殺の財務省職員の遺書を全文公開されているし、選挙買収河井夫妻は有罪になっている。「桜を見る会」も裁判になっている。そして、今の国会では総務省幹部を違法接待で処分を受けている。まだ、続くだろう。
実際に、文春のスクープ報道がキッカケで事が動き、逮捕者まで出ているのだ。これが、厳然たる事実である。

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【ブンヤ連中も、今では上司の顔色伺って記事にしないのを文春が報道。それを表面上後追いしている】
 昔の政治家は新聞社を前にすると緊張するって言ってたのに、今は中国共産党と中国メディアの関係みたいに馴れ合いである。
 日本のマスメディアの「報道の自由度」は、民主党時代は11位だったのが、安倍政権になり急激に下がって66位までになっている。
 これは、危険な兆候でである。戦前にそうだったからだ。
特に、NHKの「大本営ぶり」の罪は大きい。田舎や高齢者の人は、完全に「NHKは正しい」という固定観念があるから、完全に洗脳されている。
 ニュースで国会のことを報道する時など「野党が自民党の批判ばかりしてるような報道ばかりだ」すると、「与党は本気なってコロロ対策やってるのに解除しても、継続しても批判ばかり」というのだ。
 私の妻やお婆さんなどは、完全にNHK鵜呑みであるが、私が「違う」と言っても、全く聞く耳を持たない。
 論理的に真実を話しても「嘘だ!」と決めつけられと、もうお手上げ状ったいである。 ストレスが溜まるのでやめてしまうのだ。
 こういうのって、結構おおいでのはないのか? 家族内でも、思想の自由がありから、もうこれ以上は話せなくなるのだ。

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以下は別記事にしようと思っていたがーー。
【朝日新聞の元文春にいた記者らがやめ、その所属は「特別報道部」だがこの3月末で廃止される】
詳細は🔽のリンクを見てほしいーー。
【新聞記者やめます。あと79日!【文春砲の炸裂と特別報道部の終幕】】
鮫島浩:ジャーナリスト
https://is.gd/otCYf0

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1994年、京都大学法学部を卒業し、とある新聞社に入社。政治記者として菅直人、竹中平蔵、古賀誠、与謝野馨、町村信孝ら幅広い政治家を担当。2010年に39歳で政治部デスク。2012年に特別報道部デスク。数多くの調査報道を指揮し「手抜き除染」報道で新聞協会賞受賞。2014年に福島原発事故「吉田調書報道」を担当して失脚…。テレビ朝日、AbemaTV、ABCラジオなど出演多数。2021年5月末日、49歳で新聞社を退社予定。
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 唯一ビジョンを持っていたのは、週刊文春から私の新聞社へ移籍するという異色の経歴を持つ松田史朗記者だった。彼も私と同様、政治部から参加した一人だった。
彼が主張した調査報道とは、おおむね以下のとおりである。ここには週刊文春のジャーナリズム精神が色濃くにじんでいる。
「どんなに立派な記事を書いても、多くの人に読まれなければ。意味はない。調査報道は、記者が書きたいテーマを追うのではなく、多くの読者が知りたいテーマを追うのだ。新聞社の社会部が伝統的に手がけてきた調査報道の大半は、警察や検察、国税庁など当局から端緒を得て、それを独自取材で肉付けして記事にする。それはそれで立派だが、所詮は当局が設定した土俵に乗せられているにすぎない。当局に知らず知らずに利用されることもあるし、それ以上に、そのテーマは当局が関心を持っているだけであって、読者が知りたいテーマとは限らない。何を取材するのか、そのテーマ設定こそ、最も大事なのだ。何のネタ元も端緒もないところから記者が主体的にテーマを設定し、一から掘り起こしていく。そういう調査報道をやろう。」
 私が開眼した思いになった。記者が徹底した「読者目線」に立って主体的に取材テーマを決める。そうした「テーマ設定型調査報道」こそ、警察や検察など当局の力を借りる従来の調査報道とは明らかに異なる新基軸であると思った。
ーー以下略ーー

【ここでも、また朝日新聞からスクープ報道を取れる部署が無くなってしまう】
このように、文春は本物のジャーナリストも育てており、今現在も、その魂は残っているからこそ、シッカリ、裏を取ったスクープを報道できるのだ。
安倍晋三が首相だった時に、国会で「週刊誌」の報道には答えない」と発言したことがあるが、それは、逃げである、恐ろしいからだったかにほかならない。
NHK、読売グループ、フジサンケイグループなどは、権力だけになびくマスメディアだが、「週間文春」は、裏をとって写真まで撮影しての報道である。
こういうマスコミは今では貴重であることは間違いない。


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