SKE48劇場での最終公演終わりましたね。DMMで見てました。

　本当は個人的には卒業公演って悲しくて悲しくて湿っぽい部分があって、いつもいつも今回は見ないから見ないからとは思ってはいますが、いい感じでヨイショと腰を上げて見ることが多いです。

　ホント素敵な公演でした。

　アイドル最後のりょーちゃんの姿、最高です。

　SKE48の6期生は「最強研究生」の5期生が居た頃の研究生公演をずっと観てたこともあって、引き続きという形で初期のころから見ています。伊藤茜さん以外の19人のパフォーマンスはきっちり見たような感じ。

　そんな中で北川綾巴さんは最初の頃から存在感があって、エースとしての軌道も運営さんの方で乗っけられていたのかもしれない。一番最初に昇格したのは即戦力があった東李苑さんでしたが、その後は常に1番手の存在。いつ昇格するんだろうと言う感じで。

　でも、本人はパフォーマンスに難があって、表現力も乏しい。自分からアピールするような感じも無くて、もっと言えば、先輩の松村香織さんが自主的に動画撮影してた「コメダカメラ」にも映ろうとせず嫌がってた。個人的にもそんなに活動する時期も短いだろうなこの子はと思ってて。でも、ファンの方や運営の方は期待をかけてて。

　それでも、アイドルとしてどんどん吸収していって、人としても少女からオトナに成長して、後輩も出来て、先輩として背中を見せて教える存在になった。嫌なことも苦を言わず率先的に。「全力」という代名詞があるSKEで、自分なりに「全力」で駆け抜けていった。

　ホントに「頑張ったね」「よく頑張ったね」というファンの方の声が、その通りだなと思ったと感じたし、今日の公演もりょーちゃんの魅力やここまでのアイドルとしての姿が存分に出された公演だったように思えました。

　私もホントに頑張ったね。お疲れ様と言いたい。

　アイドルって「偶像」です。誰かが作り上げて化することでアイドルというものは成り立っています。時には自己否定と繋がることもやらないといけない。アイドルとしては求められてるからとオトナやファンは言う。でも、本人はやりたくない。でも、やらないといけない。自分らしくを外さないといけない。でも、「アイドル」なので。求めている人が周りにはいるので。アイドルに憧れて、ステージに立つ側になった人も、現実を見てしまうとということはよく聴きます。

　りょーちゃんが実際そうだった。とかいう事では言うのではないので、そこはご理解頂きたいのですが、もしかしたらギャップに悩んでいたのかなも感じたりは私の中で勝手に思ったり。そういう中で自分を律して7年もアイドルとして活動したのはホント凄いなと思ってはいます。すぐに逃げたいということもあるだろうし。なんて。

　今後も活動するような示唆もされていたので、どういう形で表舞台に出て来るか、ホント楽しみです。

　アイドル北川綾巴を応援されていた方も、人間北川綾巴として今後も応援できますように。アイドル卒業したら急にそっぽ向く方多いですからね。アイドルだったから応援してた。なんて。アイドルやってても、舞台出演とか応援で観に行かない人とか居ますしね。アイドルだから応援する。人間は別。なんなんだろう。

　ということで、改めてお疲れ様でした。SKE48卒業おめでとうございます！！