文字を読むリハビリ

 またまた更新に間が空いてしまい、早くも本来の目的を見失っている私です、ごめんなさい。

 とりあえず何か書かねばと思いつつまったく何も思い浮かばないので、前回言い忘れたことに触れてみたいと思います(前回の記事はこちら)。

 前回は好きなものについて少しだけ書かせていただきました。一応プロフィールに準じて書いたつもりだったんですが、ひとつだけ書き忘れがあったのです。

 そうです、小説についてです。やはり酔った状態で文章を書くものではない……誤字もあるし。面倒なのでそのままにしますが。

 それはともかく、小説を読むのも好きです。ちなみに好きな小説家は伊坂幸太郎と京極夏彦と東野圭吾と浅田次郎と上遠野浩平と村山由香と乙一(特に白い方)と……などとあまり挙げ連ねるとなんだか検索稼ぎしてるみたいになるのでこれ以上はやめておきます。まあぶっちゃけ、エンタメ小説であれば大体の小説家が好きです。対して純文学はあまり読んだことがありません。理由はちゃんとあるのですが、それはまた後日(ネタ切れ防止)。

 実は私、「小説を読むのが趣味」とか言っておいて、二十代の半ばから三十代頭までの約十年ほど読書から離れていた活字離れの時期がありました。物心ついたころから本好きの両親の影響で本は読み続けていたのですが、そのころはちょうど大学を卒業して社会人として働き始めために、プライベートに割ける時間が大幅に減ってしまい、結果的に読書を選択できなかったのですね(大戦犯モンハン)。その後、ネトゲやら格ゲーやらを経由してそれなりに時間が経ち、自分も周りも生活環境が変わっていった中で読書に戻ってきたという具合です。

 しかしこの空白の十年にて私は出版業界の流行や最新情報が完全に抜け落ちてしまい、直木賞や映画化などの話題という指針を持たぬままとにかく自分の好みに合う作家を探し求めて書店をさまよっていました。ちなみにどのくらい知識がなかったかというと、昨年伊坂幸太郎の「砂漠」を読んで、「これはすごい新人作家を発掘したぞ!」とひとりで勝手に興奮していたくらいです。「直木賞取れるんじゃねぇかな!?」などと無意味な期待までしてしまいました。氏のデビューはとうの昔の二〇〇〇年であり、幾度もの直木賞選考とその辞退を行っているなど露とも知らずに。ちなみに後で知ったことですが、伊坂幸太郎自身も初めて大江健三郎の小説を読んだときに、同じようなことを思ったそうです。そんなインタビュー記事を読んで以来、氏にはさらに勝手な親近感まで抱くようになりました。ホントすみません。

 そんなわけで読書も再び続けていこうと思っているのですが、社会人の常として金はあるので本は買えるが単純に読む時間がないという、いわゆる積読(つんどく)状態が加速しております。特に京極夏彦作品のプレッシャーがすごい……。

 さて最後に。

 今回は長々と書き連ねましたが、それには実は非常に切実でやむにやまれぬ理由があります。それは何かと言うと、



更新の間が空いたのは本を読んでいたせいだよ



という言い訳です、はい。

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