今年の見つけた傑作 ピンポン

今年も3分の2終わったので、見たアニメについて振り返ってみると、今年見てよかったアニメ暫定No.1は「ピンポン」だった。

今年初めにピンポンの実写化(2003)の作品を見てとてつもなく感動した。こんな面白い実写はカイジ以来じゃないかなと思った。いや超えてた。だからきっと原作も面白いんだろうなと思って漫画を探してたらアニメがでてたのでアニメを見よう!って感じで11エピソード一気見した。

見る前からわかる絵の独特性、漫画ではさらに絵の上手さが際立っているが、アニメは程よく入ってくる。でもちゃんとカッコイイ場面では最高の動きをしてくれる絵だった。個人的に色使いが神だと思った。あの懐かしい感じや横浜の風景、うまく誇張された色達がぶつかり合いながらも調和が取れていてパンチのある1枚の絵となっていた。

ストーリーは主にペコ、スマイル、アクマ、ドラゴン、コウ・ウェンガの5人と+‪αが軸になっているが、一人一人のキャラの立たせ方がほんとに上手い。それぞれに背景があるから感情移入しやすいし、卓球を通して勝つことだけではない何かについて教えてくれる。これはスポーツマンなら誰しも共感できる内容だから見て欲しい。個人的にコウ・ウェンガは実写より背景がしっかり書かれていて心の成長と変化に泣いた。

bgmも場面ごとに適していたし、セリフや絵を立たせる仕事をちゃんとしてた。サントラを今も聞いている。ただ実写のSUPERCARのbgmが個人的に至高だったのでここの組み合わせもみたかった。





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