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私がビデオ会議でカメラをONにする理由とOFFにする理由

新型コロナウィルスの感染症が流行してから2年以上経ちますが、現在も落ち着いておりません。

私もリモートワークが日常になり、外出制限のような感染症対策をしております。
リモートワークで必要になるのが、ビデオ会議です。
Slackのような文字だけのコミュニケーションだとなかなか話がまとまらないときも
ビデオ会議で同期的にコミュニケーションをとるとすんなりまとまったりします。
先日社内で「ビデオをONにして顔出したほうがいい」のような提案があったので、せっかくなので自分のスタンスを言語化します。

できる限りビデオをONにする理由

耳が聞こえづらい人への配慮

このコロナ禍の状況で、外出、特に人と会うときは必ずマスクを着用するようになりました。
この状況で困っている人が出てきました。
それは、耳が聞こえない人、聞こえづらい人です。みなさん、口元の動きで話している内容を理解します。これがマスクがあると、読み取れなくなるのです。

配慮のために、口元の見えるマスクを自治体もあります。

やはり、口の動きを相手に見せることは大切です。
音声だけじゃ聞き取りづらいこともあります。

そのために、ビデオオンにして口の動きを見せるようにしています。
相手がスピーカービューで自分の口を見ていることを考慮してのことです

非言語コミニケーション

コミュニケーションには言語以外の情報も多く利用されています。
詳細は、"非言語コミュニケーション"とか"ノンバーバルコミュニケーション"とかで論文を探せばたくさん見つけることができます。

人は会話をするときに、音声(話すスピードや間)、表情、身振り手振り、そう言った情報を利用しています。

やりとりを円滑に進めるためにも、できる限り表情や身振り手振りを見せたいと思ってます。

それでもビデオをOFFにする理由

体調が悪いとき

私は、体調が悪いときにビデオをOFFにします。特に頭痛、吐き気がある場合、表情が歪んだり俯いたりしてしまうので、その場合の表情を見せたくないというのがあります。

以前、体調が悪いわけではないのですが、暑いから冷えピタをつけてコンビニに行ったことがあります。その際店員さんから「お大事に」と声をかけてもらいましたが、体調不良に思われて気を使わせてしまいました。

やはり相手に配慮させてしまうのではないか、など余計なことを考えてしまいます。
あまりこちらがつらい顔、歪んだ顔を見せたくないなど、理由がある場合はOFFにしてしまいます。そのほうが自分の心理的にも楽になります。

聞いてるだけのとき

連絡やスピーチといった「こちらが議論に参加する」必要がない場合は、ビデオをOFFにしてます。
これは、こちらの表情が雑音になってしまうからです。
もちろん、スピーカーが聴衆の表情見ると安心するのでビデオオンにしてほしいと言われれば、オンにします

ビデオをオンにするのを強制してはいけない

これは大原則です。
顔を出すというのはある程度の緊張を強いられます。
特にオフィスじゃない場所なので、会議室での対面よりビデオ音は心理的負担が上がります。
これを強制するのはハラスメントに当たります。

労働者の就業環境を害するのは立派なハラスメントです。気をつけましょう。

また、それぞれ顔を出せない理由もあります。

  • 顔に出来物ができてしまい、顔を見られたくない

  • メイクをされる方はメイクしてないので顔をみられたくない

  • 朝一番で寝癖を治す前にミーティングが始まってしまった

といった個々の事情は考慮すべきです。
もちろん音声だけだと聞き取りづらいということもあるので、そこは配慮しましょう。

  •  ゆっくり喋る

  •  できる限り丁寧に説明する(ハイコンテキストには気をつける)

  •  チャットの文字で補助する

など、配慮をする方法を考えましょう。
以上は私の考え方ですが、他人への配慮を第一に考えましょう。あとは自分への配慮も忘れないようにしましょう。


あくまでも私の意見ですが、参考になれば。
気持ちよく働きましょう!

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