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最近読んだ本まとめ

最近読んだ本をまとめました。
薬局系多めです。

「地域包括ケア タネの蒔き方・育て方」

地域で患者さんをケアするしくみを、著者が訪問薬剤師の経験からいろんな経験やヒント(種まき)をもとに仕組みを作ってく様子がとても良かったです。

介護や福祉の分野と連携して、患者さんが求める場所を作ってくサマはとても学びになります。

「差別化を以て戦わずして勝つ 誇り高き企業集団ウエルシアの挑戦」

合併などの他の組織と一緒になった時、それぞりに学ぶ姿勢、効率化すべきところと大事にすべきところを抑えて柔軟な組織に作り上げてくところはとてつもない感。

またドラッグストアとして「調剤」「深夜営業」「カウンセリング」「介護」の4本柱を持つのは素晴らしいです。ウエルシアは利用してる薬局なので今後に期待が持てました。

「薬局と薬剤師の進化論 薬局は3万店もあればいい」

医薬分業が進んでも結局は門前で処方箋に頼っている現状。コロナ禍で処方箋の数が減っている中、病院も地域の住民のニーズに応えるように変化していく必要がある。

ではどのような問題点があってどのように変わっていくべきかが整理して書いてあり勉強になりました。

「マイノリティデザイン」

コピーライターでゆるスポーツを考案した澤田さんの著書。
お子さんが全盲になったことをきっかけに広告業界から福祉に飛び込んでの活動が読みやすくまとめられてます。
著者がクリエイティブに対して真摯に向き合う姿が印象的でした。
マスという「カオナシ」の集団にむかってモノづくりをする虚しさ。そして、ひとりに徹底的に向き合ってモノづくりをする尊さ。
クリエイティブというものの原典がここにある気がしました。自分は本当に誰かの課題を解決しようとしてるのか、改めて自問自答してます。
“自分の時間を、人生を、経験を「その才能を費やす使い道はそれでいいんですか?」“というところが印象に残りました。


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