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「時代の過渡期」に特に必要なアプローチとは!?

『三つの要因が旧社会から新社会への過渡期を示す。すなわち、旧社会の最終段階としての世界国家と旧社会の中で発達し、次いて新社会を発達せしめる教会と、蛮族の侵入によって引き起こされる混沌とした英雄時代の三つである。これらの要因のうち、第二がもっとも重要であり、第三はもっとも重要性が少ない。(「歴史の研究1」第2章文明の比較研究 A・J・トインビー著)』

旧社会から新社会への過渡期を示す三つの要因

旧社会から新社会への過渡期を示す三つの要因は、現代を生きるビジネスマンから見ると、次のように置き換えることができるのではないでしょうか。

①旧社会の最終段階としての世界国家 ⇒ 従前の常識、価値観で成立した会社。その業界々々、各々の市場においてそれなりに占有率を占めている会社等

②新社会を発達せしめる教会 ⇒ AI時代における「人間とは」という思想的基盤からビジネスモデルを想像して体系的な計画に基づいて事業展開できる会社等

③蛮族の侵入によって引き起こされる混沌とした英雄時代 ⇒ 目の前の利益に誘われて、業界の垣根を越えて拡大しようとする異業種の会社等

目の前の利益に振る舞わされない

『まさに重要で困難な問題があまりに多いからこそ、単純な中小企業であっても、その日暮らしでは、マネジメントは不可能である。しかも、退化こそ日常の状況である。したがって、目的意識に基づく体系的な計画が必要不可欠となる。                             ほとんど際限のない課題を、管理可能な数にまで減らすことが必要となってくる。そして、希少な資源を、最大の機会と最大の成果に集中することが必要となってくる。少数の適切なことを卓越性をもって行うことが必要となってくる。                              事業を成功させるためには、三つの保証済みのアプローチがある。    (1)利用しうる市場と知識から最大限の成果をあげるべく、あるいは、少なくとも、長期的に見て最も有利な成果をあげるべく、「理想企業」のモデルからスタートする。                        (2)最大の成果をあげるべく利用しうる資源を最も魅力的な可能性に集中し、「機会」の最大化を図る。                     (3)利用しうる資源が最大の成果をもたらす機会を発見することによって、「資源」の最大化を図る。                    経済史上、偉大な企業の興隆は、これらのアプローチによっている。(「創造する経営者)P・F・ドラッカー著』

今は、凄い勢いで変化を繰り替えしている時代ですが、だからこそ目の前の利益につい誘惑されるときでもあります。目の前のことに囚われると自ら限界的存在に陥る危険性もはらんでいます。

そのような時代だからこそ、ご自分の、そして自社の「資源」「機会」の最大化するには、自社が求めべき「理想企業」とはどのような姿なのか、創造を是非してみて下さい。

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